ブラジル大統領 ノーマスクで“密状態” ワクチン拒否のままNY訪問し路上でピザ

国際・海外


国連総会での演説を終えた、ブラジルのボルソナロ大統領。

マスクなしで支持者の前に現れ、もみくちゃ騒ぎ。
自ら、「密」状態となった。

ブラジルの国旗を掲げて密集し、歓声を上げる人たち。
場所は、アメリカ・ニューヨーク。

FNNのカメラがとらえたのは、大勢の支持者に囲まれるブラジルのボルソナロ大統領の姿だった。

国連総会に出席するため、ニューヨークに滞在中のボルソナロ大統領。

多くの支持者と自撮りで記念撮影を繰り返し、「密」状態となっている。

しかし、大統領やほとんどの支持者はマスクをつけていなかった。

これまで、ボルソナロ大統領は、「コロナはただの風邪」と主張。

マスクを着用せずに集会を開くなどし、繰り返し罰金を科されている。

2020年の7月には新型コロナに感染したが、その後、「わたしの抗体の値はとても高い」などと主張し、ワクチンの接種を受けてこなかった。

国連本部のあるニューヨーク市は、今回の国連総会の参加者に対し、ワクチンの接種を求めていた。

しかし、ボルソナロ大統領は16日、YouTubeに投稿した動画で、接種を受けない意向を示した。

ボルソナロ大統領「なぜワクチン接種を受けるのか? わたしの抗体レベルはすでに高い」

しかし、隣のケイロガ保健相は大統領を諭す。

ケイロガ保健相「中和抗体検査を受けないといけません。健康でも、ワクチン接種を受けるべきです」

結局、接種を受けないままニューヨークを訪問し、国連で演説を行ったボルソナロ大統領。

ボルソナロ大統領「われわれは、ワクチン接種を支持します。しかし、接種証明書など、接種の義務化へのどんな取り組みにも反対の立場です」

あらためて、ワクチン接種の義務化に否定的な姿勢を強調した。

さらにSNSには、路上に立ってピザを食べる姿を投稿。

ニューヨークでは、店内で食事するには、ワクチンの接種証明書の提示が義務づけられているためで、側近が、「ニューヨークのぜいたくな食事」と、皮肉を込めてコメントしていた。

大統領が、ノーマスクで支持者に囲まれている映像は、国連での演説が終了したあとのもの。

街では、「彼はブラジルで最高の大統領よ」といった声が聞かれた。

しかし、このあと、まさかの事態が発覚した。

大統領に同行している、ケイロガ保健相のコロナ感染が判明した。

マスクせずに会話を繰り返していたとみられる大統領は、大丈夫だろうか。

現地メディアは、ブラジル代表団が、今週の国連総会を欠席すると報じている。

(FNNプライムオンライン9月22日掲載。元記事はこちら

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