植物原料を有効活用 地球に優しいコスメ

経済・ビジネス


働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。

22日は、体と生産者と地球を元気にするオーガニック化粧品に迫った。

広大な海のすぐそば、自然豊かな土地で育てる有機栽培の「みかん農園」。

この農園で、今までは捨てられていたものが農家の新たな収入源になっている。

カラーズ・橋本宗樹代表「わたしたちは“規模”で生産者や農家をサポートしていく」

ドラッグストア大手のマツモトキヨシなどで販売しているオーガニックコスメ「アルジェラン」。

良質な植物原料を使用した本格的なオーガニックコスメでありながら、手ごろな価格で購入できることで、販売総数1,600万個を突破したマツモトキヨシのプライベートブランド。

2021年3月の商品リニューアルから、トリートメントやボディーソープに熊本県の甘夏農家からとれる「ナツミカン花エキス」という漬け込みオイルが新たに配合された。

鶴田有機農園・鶴田ほとりさん「5月のはじめに花が咲いて、ここら辺にもいっぱい花が咲く。その花を摘んでいく」

このオイルは、甘夏の実がなる過程で咲く、通常は自然に落下する花をアーモンドオイルに漬け込んで作られ、主に保湿成分として商品に配合されている。

鶴田有機農園・鶴田さん「花の咲くころはいい香りがする、村全体が。だから幸せな気分ねと思っていたが、それが商品になるというのには、びっくりもしたし、こういう技術があったんだ、こういう使い道があったんだということに驚かされた」

普段は捨てられていた花を商品の原料として買い取り使用することで、農家の新たな収入源になることを期待する。

「アルジェラン」を製造 カラーズ・橋本代表「わたしたちは年間40トンくらいのオーガニック植物原料を使っている。そこで、わたしたちが規模を持って、国産の植物原料を積極的に使っていくことで、この原料を作っている生産者や植物を作っている農家に還元できると考えている」

マスブランドの規模で国産植物原料を使用し、地方農業の活性化を目指すこの取り組み。

ほかにも、間伐材のヒノキから抽出した「ヒノキ精油」や、加工する過程で余ったユズの皮から抽出した「ユズ精油」など、全国の植物を使用している。

今後は新たな植物原料の開発に取り組み、さらなる規模の拡大を目指す。

「アルジェラン」を製造 カラーズ・橋本代表「それぞれの地方で、それぞれの農家がこだわって作った農作物を、わたしたちが余り物や残渣(ざんさ)を購入させていただいて、それを原料化する。原料化したものを、わたしたち化粧品メーカーが使ったりとか、あとは海外に輸出していきたいと思っている。わたしたちがしっかりと強いブランドとして世界に対して販売していく、そんなことにチャレンジしていきたい」

(FNNプライムオンライン9月23日掲載。元記事はこちら

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