救急搬送の現場は... コロナでひっ迫“7時間待ち”も


新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向だが、救急搬送の現場では、症状が悪化した患者を一刻を争って病院に搬送する状況に変わりはない。

千葉県の救急隊を取材した。

船橋市消防局では、新型コロナ患者の救急搬送が、8月に入って200件を超えるなど急増し、17ある救急隊は、常に出動する状態となった。

千葉県では、自宅療養者の数が、21日の時点で2,156人と依然として多く、自宅療養者や家族からの救急要請も少なくない。

指令員「具合が悪い方はどなたですか?」

通報者「主人です」

指令員「今の症状を教えてください」

通報者「血中酸素濃度が測れない状態でブルブル震えていて」

指令員「震えがあるのね」

通報者「最後に(血中酸素濃度を)測れたときが92%とか93%とか」

指令員「意識はまだある?」

通報者「意識はギリあります」

この日、容体が急変した40代の男性は、1時間半後に病院に搬送された。

しかし、医療機関が逼迫(ひっぱく)していた際は搬送先が見つからず、救急隊が7時間以上とどまったケースもあったという。

千葉県では8月、自宅で療養していた妊婦が、入院先が見つからず自宅で早産し、赤ちゃんが亡くなった。

妊産婦や持病がある人は、入院先が限られているため、搬送に時間がかかるケースがある。

船橋市消防局・円城寺善克救急課長補佐「搬送できる病院を探さなければいけないが、探す病院がない状況が続いている。医療機関、保健所、消防署すべて逼迫しているような状況」、「(状況を改善するためには?) (1人ひとりが)陽性にならないように気をつけて、コロナの患者を減らしていくことが(改善に)つながると思います」

(FNNプライムオンライン9月23日掲載。元記事はこちら

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