文化芸術・遺産守るプロ育成 第32回高松宮殿下記念世界文化賞

国際・海外


シリーズでお伝えしている、第32回高松宮殿下記念世界文化賞、受賞者の横顔。

次世代を担う才能の育成を目的とする、第24回若手芸術家奨励制度に、イタリアの「中央修復研究所付属高等養成所」が選ばれた。

イタリアの中央修復研究所付属高等養成所は、文化・芸術遺産を、保存・修復するプロの養成所。

高等養成所所長「この養成所設立の目的は、はかない遺産を守ることです。遺産の価値を後世に伝えるという国際的な責任を果たさなくてはいけません」

現在、およそ110人の生徒が在籍。

5年間の修士課程では、修復技術だけでなく、歴史や科学なども勉強する。

中央修復研究所所長「修復する対象物を完全に理解するには、美術や修復の歴史、技術に関する知識に加え、化学や物理学、生物学、鉱物学的な分析が欠かせません」

生徒は、国内や外国の修復プロジェクトに参加し、実地でも学ぶ。

養成所の生徒「唯一無二の遺産に触れることは、素晴らしい体験です。作業は細心の注意が必要です」

これまでにおよそ900人が卒業し、文化・芸術の発展のため、世界各地で活躍している。

(FNNプライムオンライン9月24日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース