ごみ拾い&ジョギング 環境に優しいスポーツ「プロギング」


路上などに捨てられたごみを拾いながらジョギングをするという、新感覚のスポーツ「プロギング」。

いわゆるSDGsを手軽に行える「環境に優しいスポーツ」として、今、世界で注目を集めている。

25日朝、東京・町田市で行われたイベント「つるまパーク南町田クリーンアップ大作戦」。

川沿いの遊歩道で、ジョギングを楽しむグループ。
すると、路上に捨てられたごみを拾い上げ、ごみ袋へ。

ジョギングしながらのごみ拾いは、北欧のスウェーデンで生まれた、環境に優しいスポーツ「プロギング」。

プロギングは、ジョギングに加えて、ごみを拾う動きがあるため、運動量のアップが期待できるほか、街の清掃にも貢献。

さらにグループで行動するため、コミュニケーションも深まるなど、海外では、すでに人気に。

一般社団法人プロギングジャパン・常田英一朗会長「1人でもできるし、やってみたら気持ちがいいということで、注目が高まっていると思う」

親子連れや友達同士など、およそ20人が参加したプロギング。

ある女性は、100円ショップで購入したトングを持参。
安全で、かつ簡単にごみを拾えるという。

この日、走った距離は、およそ2.4km。
回収したごみの量は、合計で19kgだった。

ごみは、分別したあと、事業ごみとして処分される。

参加者は、「楽しかった」、「こんなにごみが拾えると思わなかった」などと話した。

鶴間公園 指定管理者 管理運営・企画主任の斉藤果さん「非常に楽しんでいる様子がうかがえたので、2回、3回と継続的に行っていきたい」

一方、いわゆる「朝活」の取り組みとして、プロギングを行うグループ。

2021年3月から毎月、東京や品川など、山手線の駅周辺でプロギングを続けていて、今回で8回目になる。

この日は、恵比寿駅に経験者や初心者など、およそ20人が集まり、プロギングを楽しんだ。

ジョギングに自信があるグループは、軽やかな動きで、ごみをひょいと拾っていく。

一方、歩きながら、ごみ拾いをするチームも。

家族で参加した人は、「気持ちいいですね、ごみを拾うのは。自分たちの住んでいる場所がきれいになっていくのは」

横断歩道上や自動販売機の前、草や木の茂みに捨てられたごみを拾う参加者。

わずかな時間で、用意したごみ袋はいっぱいになった。

新型コロナウイルスの影響も、影を落としているという。

エシカル大学 企画責任者・田中陽さん「最近は、路上で飲んでいる方も多いので、空き缶やペットボトルのごみが一番多いかなと思いますね」

自分の健康向上にもつながり、なおかつ街をきれいにする達成感も感じられたプロギング。

足元から地球を癒やすSDGsの取り組みとして、これからも人気を集めるとみられる。

(FNNプライムオンライン9月25日掲載。元記事はこちら

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