北朝鮮 新型ミサイル発射か 日本政府「専門的な分析の必要」


北朝鮮が、28日朝に発射した弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体について、新型である可能性が出てきた。

韓国軍によると、28日午前6時40分ごろ、北朝鮮の内陸北部の慈江道舞坪里(チャガンドウムピョンリ)一帯から東に向けて、短距離ミサイル1発が発射された。

韓国の聯合ニュースは、「飛距離は200kmに満たない」と伝えたうえで、飛距離や高度などの特性から、「新型の可能性がある」との韓国軍関係者の見解を報じている。

北朝鮮は9月に入り、新型の長距離巡航ミサイル2発、鉄道を利用した短距離弾道ミサイルを2発発射しており、今回で5発目の発射となる。

こうした中、アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会では、北朝鮮の一般討論演説が、ミサイル発射直後に行われた。

演説では、アメリカと韓国による脅威が増大する中、両国が保有するものと同等の兵器を開発し、テストし、製造することは、自衛権に基づくものだと述べ、活発化させているミサイル発射などの正当性を主張した。

一方、日本政府は、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したとしている。

菅首相「本日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射した」

加藤官房長官は、「北朝鮮は6時38分ごろ、内陸部から1発の弾道ミサイルの可能性があるものを、東方向に発射した」としたうえで、「航空機や船舶への被害報告などは確認していない」と説明した。

政府関係者は、「日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下した可能性は、極めて低い」としている。

政府は、ミサイルの落下地点など、くわしい状況を明らかにしていないが、中山防衛副大臣は、「総合的、専門的な分析を行う必要がある。一定程度の時間を要することをご理解いただきたい」と述べた。

(FNNプライムオンライン9月28日掲載。元記事はこちら

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