総裁選 決選投票確実な情勢 党員票で河野氏が優位も過半数に届かず...岸田氏か高市氏の上位2人で


自民党総裁選は、29日投開票が行われ、新たな総裁が選出される。

選挙戦は、決選投票にもつれ込むことが確実な情勢で、岸田氏優勢との見方が出ている。

投開票が行われる会場前から、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が最新情報を中継でお伝えする。

各陣営では、決選投票で3位以下の票を取り込むための多数派工作に軸足が移る中、厳しい新型コロナウイルス対策が敷かれるこの会場では、29日午前から関係者の出入りが始まり、緊張感が漂っている。

注目の最新情勢だが、1回目の投票では、党員票で優位とみられる河野規制改革相がトップに立つとの見方が強いものの、過半数に届かず、岸田前政調会長か高市前総務相との上位2人による決選投票が確実な情勢。

そして決選投票では、党員票の割合が減ることから、1回目の投票で岸田氏が2位となれば、議員票でリードを広げる岸田氏が優勢とみられ、「結果が逆転する」との見方が出ている。

激しいレース展開が予想される中、各候補は29日朝から、電話による「最後のお願い」や決起集会などに臨み、勝利を誓った。

河野規制改革相「国民の皆さまの広いご支援をいただけたのではないかと思っているので、国民の皆さまの支援を背にして、しっかり勝ち抜いていきたい」

岸田前政調会長「やることはやり尽くしたという思いがしている。あとは天命を待つだけ。勝利を確信している」

高市前総務相「私がお伝えした政策は、今すぐ着手しなければならない、そういった政策ばかりなので、なんとか勝ちに行ってまいります」

野田幹事長代行「私としては、与えられた環境で、素晴らしい推薦人、そして推薦人の皆さんの秘書さんたちと、日々100%、それ以上かな、活動できたことを誇りに思っている」

投票直前まで続く攻防は激しさを極めていて、派閥では「勝ち馬」に乗るための動きも出ている。

岸田氏の政敵とみられていた二階派は当初、決選投票で河野氏を支持するとみられていたが、岸田氏勝利を見越して、岸田氏支持でまとめる動きが出ている。

また、高市氏が3位の場合には、岸田氏支持で「連合」を組む見通し。

そして、党員票の開票結果の情報が続々と入ってきている。

東京は河野氏、香川と沖縄では岸田氏がリードしている。

衆院選挙を見据えて、こうした党員票の結果を重視する議員心理が働く可能性もあり、午後1時から始まる投開票の情勢は、最後まで流動的なものとなるとみられる。

(FNNプライムオンライン9月29日掲載。元記事はこちら

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