岸田新総裁が麻生氏と会談…幹事長に甘利明氏起用へ 麻生派で安倍氏の盟友


就任から一夜明けた、自民党の岸田文雄新総裁(64)。

30日朝、秘書で長男の翔太郎氏とともに、自民党本部に姿を見せると、記者団の取材に応じた。

岸田文雄新総裁「就任して実際活動を始めますと、やることはいっぱいあるなと。日程もかなり窮屈な状況ですので、大変目まぐるしく、今、活動を始めております」

次の首相を決める総裁選で勝利し、念願だった総裁の座を射止めた岸田氏。

岸田文雄新総裁「責任の重さみたいなものは感じます」

岸田氏が最初に取り組んでいるのが、党の役員と内閣の人事。

人事について29日、「簡単ではない。1日かかるのではないか」と話していた岸田氏。

30日、あらためて聞かれると...。

岸田文雄新総裁「いろいろ検討いたします」、「(人事の構想は固まりましたか?)今、よく考えております」

このあと、自民党本部の総裁室で、側近議員と会談した岸田氏。

人事で、“独自カラー”は出せるのか。

麻生副総理「いい方が選ばれたのではないか」

安倍前首相「次の衆議院選挙、今度は岸田新総裁のもとに、共に勝ち抜いていこうではありませんか」

こうした中、党運営の要となる幹事長に、安倍前首相の盟友で、麻生派の甘利明氏の起用が固まった。

30日昼、自身の派閥の総会に出席し、拍手で迎えられた岸田新総裁。

岸田文雄新総裁「宏池会、30年ぶりの総裁派閥として、日本の国難を乗り越えるべく、力を合わせて努力をしていきたいと思います」

岸田氏は、この1時間ほど前、東京都内のホテルを訪れていた。

会談の相手は、同じホテルから出てきた、ハットをかぶった麻生副総理。

2人は会談で、人事について、意見交換したとみられる。

焦点となる人事で、名前が浮上していたのが、派閥の会合に出席する際、「幹事長」と声をかけられ、笑みを浮かべた麻生派の甘利明税調会長(72)。

そして30日、幹事長への起用が固まったことがわかった。

岸田氏と近い関係にある、甘利氏。

総裁選では、陣営の先頭に立ち、岸田氏を支えた。

甘利税調会長「党改革のファーストペンギンは岸田文雄さん。まぎれもなく、岸田文雄さんにほかならないわけであります」

安倍内閣で閣僚を務めるなどした、麻生派の甘利氏。

また、閣内か党の要職に、安倍前首相の側近、萩生田文科相を起用する案が検討されている。

さらに、総裁選を戦った高市氏を重要閣僚で、河野氏と野田氏を重要ポストで処遇する案が浮上。

そして、首相の女房役となる官房長官には、自身の派閥から、上川法相や小野寺元防衛相の名前が取りざたされている。

一方、立憲民主党の枝野代表は30日、次の衆議院選挙に向けて、野党各党の党首と相次いで会談。

連携を強化していくことを確認した。

立憲民主党・枝野代表「次の総選挙において、自公政権を倒し、新しい政治を実現するということで確認した。残念ながら、自民党は変わらない、変われないと受け止めている」

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

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