「聞く力」岸田新総裁の人事は...? 幹事長に甘利氏 若手も抜てき


自民党の岸田文雄新総裁(64)が、党の役員人事を進めている。

幹事長に、甘利明氏の起用が固まった。

また、総裁選を共に戦った高市早苗氏を政調会長、河野太郎氏を党の広報本部長に、それぞれ起用する意向を固めた。

30日午前10時半ごろ、総裁選の投開票から一夜明け、岸田新総裁が自民党本部に入っていった。

党本部に入った自民党の岸田文雄新総裁。

自民党・岸田文雄新総裁「えーっと、一言。就任して、実際活動を始めますと、やることはいっぱいあるなと。大変目まぐるしく、今活動を始めております」

30日の岸田総裁は、大忙し。

わずか20分ほどで党本部を出ると、都内のホテルで、麻生財務相と会談。

そして正午すぎには、岸田派の総会に出席し、あいさつ。

あわただしい船出となった。

自民党・岸田文雄新総裁(29日)「岸田文雄の特技は、“人の話をしっかり聞く”ということであります」

総裁選で、国民の声を聞く力をアピールした岸田総裁。

人の話を聞くといえば、2年前、台風被害を受けた茨城・水戸市を視察した際に、こんな場面があった。

地元の人たちから被災状況を聞いていた岸田氏。

職員から、報道陣へのインタビューに移るよう促されるも、集まってくる被災者の話を遮ることなく、耳を傾け続けた。

その反面、政界きっての酒豪としても知られている。

さらに、今話題となっているのが、夫を支え、総裁選を共に戦った妻・裕子さん。

30代「きのうツイッターで、『当選したので、お好み焼きを妻に作ってもらいました』みたいな」

岸田新総裁の妻・裕子さん「(夕食は?)きょうは、お好み焼きを作ろうと思います」

総裁就任を祝う、ゆうべのお好み焼きディナー。

岸田新総裁は、「一生忘れられないおいしさでした」と、喜びのコメントを寄せている。

一方、総裁として最初の大仕事となるのが、党役員人事。

政治アナリスト・伊藤惇夫さん「総裁選を振り返ると、やっぱり安部前首相や麻生財務相の後押しというのが無視できない。非常に大きなファクター・要素だった」

新総裁として、党のしがらみを超えた人事を断行できるのか。

注目の顔ぶれは、続々と固まりつつある。

まず、二階氏の後任となる幹事長には、麻生派の甘利明氏を起用する意向を固めたことがわかった。

そして、サプライズ人事が、当選3回の若手・福田達夫氏を総務会長に抜てき。

この人、「党風一新の会」で岸田氏に話を聞いてと、会を開き党改革を訴えていた。

福田氏は、福田赳夫元首相の孫であり、福田康夫元首相の息子。

総務会長のポストは、幹事長の次に格が高いとされていて、歴代、党の重鎮が務めるポスト。

実際、父・康夫氏が首相の時は、二階氏が総務会長を務めていた。

また、総裁選に出馬していた高市前総務相を政調会長に、河野規制改革担当相の広報本部長への起用を固めた。

また、小渕元経産相の組織運動本部長への起用も固めた。

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

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