派閥配慮も?岸田人事の狙いは 麻生氏後任の財務相に鈴木俊一氏


自民党の岸田新総裁は、幹事長に甘利明氏を、官房長官に松野博一氏を充てる人事を固め、1日午後、新しい党執行部体制を発足させる。

「岸田人事」の狙いと最新情報について、国会記者会館から、フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

岸田総裁は1日、「強い気持ちで、これからの体制づくりに臨んでいきたい」と強調したが、ここまでの人事からは、総裁選勝利に貢献した麻生副総理や安倍前首相への配慮も透けている。

自民党・岸田文雄新総裁「新しい人事、これからスタートします。新しい気持ち、強い気持ちで、これから体制づくりに臨んでいきたいと思っています」

最新の人事情報だが、岸田総裁は、麻生氏の後任の財務相に、同じ麻生派の鈴木俊一氏を起用する方針を固めた。

また、茂木外相を続投させる方針を固めたほか、萩生田文部科学相を、閣内で起用する案も検討している。

今後、閣僚人事に本格着手するが、幹事長ポストは麻生派から、女房役の官房長官ポストには、最大派閥の細田派から起用するなど、他派閥への配慮がうかがえる。

さらに、総裁選で戦った高市氏に政調会長への起用内定を伝えたのは、岸田総裁ではなく甘利氏で、党人事に甘利氏の意向が反映されていることもうかがえる。

一方で、総務会長には、衆議院で当選3回の福田達夫氏を抜てきするなど、「党役員に中堅・若手を大胆に起用する」と明言した約束を守った形。

党内に「清新さに欠ける人事」との指摘もある中、人事の全容を通じて、「生まれ変わった自民党」を示せるかどうか、岸田総裁の手腕が問われる。

(FNNプライムオンライン10月1日掲載。元記事はこちら

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