“岸田カラー”どこまで出せた?人事の狙いは?


新内閣で「岸田カラー」は、どこまで打ち出せたのか。
首相官邸前から、フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

組閣人事のポイントは、コロナ対策に関する「人事の全面的な刷新」、そして「中堅・若手の抜てき」。

岸田総裁は、特に2021年に入ってから、「政府が緊急事態宣言を、発令・延長・解除する理由が国民に伝わっていない」と不満を募らせていた。

このため今回、厚労相など関係する閣僚を全面的に刷新し、いわば岸田流のコロナ対策を、新たに打ち出したい狙いがある。

また、当選3回の小林鷹之氏の目玉ポストへの抜てきについて、側近は「副大臣などを経験しなくても、能力があれば誰でも閣僚になれるというメッセージだ」と強調している。

一方、女性閣僚については、菅内閣の2人から、3人に増やしたものの、総裁選で掲げた3割以上には達しなかった。

党幹部の1人は、「特定の派閥に偏りが出る可能性があり、調整が難航した」と説明している。

(岸田総裁は今回、若手からベテランまで登用するバランス型の人事を行ったということなのでしょうか?)

岸田総裁をよく知る閣僚の1人は、決して派手さはないが、よく練られた人事だと評価している。

ただ、総裁選で争った河野太郎氏を支持したグループや、二階派からの登用は限定的で、「人事で干された」と不満の声も一部で上がっている。

聞く力を持ち味とする岸田総裁が、こうした人事面の不満を抑えつつ、求心力へとつなげていけるかが問われる。

岸田総裁はこのあと、衆参両院で首相の指名選挙を経て、第100代の内閣総理大臣に選出される。

(FNNプライムオンライン10月4日掲載。元記事はこちら

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