水道橋崩落の原因は鳥のフン?6万世帯で断水 犬のおしっこで信号機折れた事例も


和歌山市で水道管が崩れ落ちた原因が、鳥のふんである可能性が指摘されている。

崩落から4日がたった今も、およそ6万世帯で断水が続いている。

近くに架かる橋に仮設の配水管を備えつけて、9日には、すべての市民に水を届けるため、今も24時間態勢で復旧工事が行われている。

この崩落の原因について、市は老朽化とは考えにくいとしていた。

では、なぜ崩落してしまったのか。
市長が指摘をしているのが、鳥のふんによる腐食の可能性。

にわかには信じがたいが、動物などの行動を研究している北海道教育大学・三上修教授に話を聞いた。

今後くわしい調査が必要だとしたうえで、「鳥のふんには、尿酸アンモニウムなど腐食の作用がある物質が含まれている」という。

実際に、これまでも金属製の道路標識に鳥が巣を作って、そこに穴が開いてしまったり、電柱にふんがたまって停電が発生したりしたというケースもあったという。

今回のケースの現場は海が近いため、潮風の影響なども指摘されているが、こういったことが考えられるという。

こうした動物のふん尿をめぐって、これまでもこんなことがあった。

三重県で2021年2月、信号機が突然根元からぽきりと折れてしまった。

実は、その原因が犬のおしっこだったという。

折れた信号機のそばは、長年、犬の散歩コースになっていたということで、今回、調査の結果、倒壊していない信号と比較して、根元のアスファルトからは40倍以上の尿素が検出されたという。

犬のおしっこに含まれる塩分や尿素が金属を腐らせてしまった可能性が高いという。

犬の散歩でよく電柱などにおしっこをしてしまった時、飼い主が水をかけている光景があるが、それは有効なのか。

先ほどの北海道教育大学・三上教授に話を聞くと、「水をかければ少しは薄まるが、蒸発してしまえば、塩分や尿素は一定の量が残ってしまうため、あまり効果は期待できない」ということだった。

(FNNプライムオンライン10月7日掲載。元記事はこちら

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