ジャガイモ不作 食卓に影響 雨が少なく...収穫3割減も ポテトチップス製造ピンチ


ジャガイモの不作で、ポテトチップスメーカーがピンチ。

次々と収穫されるジャガイモ。
ここは、北海道・帯広市の農場。

実は2021年、北海道では、食糧用、そして加工用のジャガイモが不作で、小ぶりのものが多いという。

なぜなのか。

十勝ガールズ農場を運営 アグリファッショングループ・橋爪恒雄社長「6月から7月に雨がほとんど降らない干ばつが続いておりまして、ことしに関しては、2割から3割減ということで、農家としては、なかなかいいものが提供できない苦しさを感じている」

影響は、このお菓子にも...。

埼玉・八潮市にある「菊水堂」。

作ったその日に工場から出荷が売りの、できたてポテトチップが人気の老舗ポテトチップメーカー。

その工場にお邪魔すると、次々とジャガイモがスライスされている。

そして、お湯ででんぷんをしっかり抜き、油で揚げていくと...。

わずか15分で、ポテトチップスに早変わり。
その味は...。

並木亮介リポーター「サクサクしていて、芋の甘みが口の中に広がります」。

この会社で使用しているジャガイモは、年間2,000トンにものぼる。

この日、工場にやってきた1台のトラック。

その中には、北海道・音更町から届いた「トヨシロ」という加工用のジャガイモが積まれていた。

これも...。

菊水堂・岩井菊之社長「1個1個見ると、大変小さいのが目立つ」

中でも小さすぎるものは、廃棄せざるを得ないという。

さらに...。

菊水堂・岩井社長「(ジャガイモの量が)足りなければ、費用を出して集めなければならない」

会社では不作を見越し、先行してジャガイモを買い集めてきた。

それでも...。

菊水堂・岩井社長「大変な状態であるとは思っています。現在も、場合によったら、一定期間作らないという選択をとらざるを得ない。でも諦めると、お客さまが減ってしまう。いざ再開するとしたら、お客さまが戻ってくるかというと難しい」

従業員35人の小さな会社にとって、このジャガイモの不作は死活問題。

回復の見込みは立っておらず、おやつに欠かせない人気スナックの行方が心配される。

(FNNプライムオンライン10月11日掲載。元記事はこちら

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