新型コロナ対策 反省ふまえ全体像 「成長も分配も」が基本スタンス


岸田首相の就任後、初めての国会論戦が始まった。

衆議院の本会議で、岸田首相の所信表明演説に対する代表質問が行われ、立憲民主党の枝野代表が、政府の新型コロナウイルス対策などについてただした。

立憲民主党・枝野代表「これまでの新型コロナウイルス感染症対策について、うまくいったとの認識ですか。どこに反省すべき点があると考えますか」

岸田首相「コロナ病床が十分に稼働しなかったことなど、この夏の反省をふまえ、近日中に全体像の骨格を指示します」

立憲民主党・枝野代表「総理の言う『成長と分配の好循環』というのは、そもそも一般論に過ぎず、今の日本には当てはまりません。好循環の出発点は、適正な分配にあると考えますが、いかがですか」

岸田首相「岸田政権は『成長か分配か』ではなく、『成長も分配も』が基本スタンスです。成長なくして分配できるとは思いません。まず成長を目指すことは極めて重要であり、その実現に向けて全力で取り組みます。それが民主党政権の失敗から学んだことです」

立憲民主党・枝野代表「金融所得課税の強化について、総裁選挙では『1億円の壁』を打破するために見直しが必要であると言っておられましたが、所信での言及がなく、テレビでは事実上否定してしまいました」

岸田首相「金融所得課税の見直しについては、成長と分配の好循環を実現するためのさまざまな分配政策の選択肢の1つとしてあげてきました。分配政策の優先順位が重要です。賃上げに積極的な企業への支援の抜本的な強化を検討していく。ここから始めていきたいと思っています」

各党の代表質問は13日まで行われ、岸田首相は、臨時国会の会期末となる14日に衆議院を解散する方針のため、衆議院選挙の前の最初で最後の論戦の舞台となる。

(FNNプライムオンライン10月11日掲載。元記事はこちら

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