美術界の新たなプラットホームに デジタルアート展示・販売の新形態


「αism」。

アート業界のユーチューブを目指している。

思いのままに筆を動かし、完成していくアート作品。
手描きの絵をパソコンに取り込み、微調整していく。

画家・せつはやとさん「(絵は)飾るだけしかできないというか、飾るものだと思うんですけど、それが“用途を持ったもの”に変わるのが面白い」

アート作品にさらなる価値を。
“爆ぜる”アーティストを生み出すサービスとは。

東京都内の作業場でアート作品の制作を行っている、画家のせつはやとさん。

2年前に勤めていたIT企業を辞め、世界中を旅行し、撮影した写真をもとに、1年ほど前から本格的に絵の制作を始めた。

画家・せつはやとさん「最終的に、このもので『HAZERU ART』にアップする」

「HAZERU ART」とは、デジタルアートの作品を投稿するプラットホーム。

100人以上のさまざまなアーティストが投稿した作品を、ユーザーは無料で閲覧できるほか、気に入った作品があれば、サイト内で作品が印刷されたTシャツやアクリル板などのグッズを購入することが可能。

「HAZERU ART」運営 KICONIA WORKS・書上拓郎代表「わたしの知り合いにアーティストやクリエイターが多くて、彼らがアートで生計を立てられているかというと、そうでもなくて、一部の人しか立てられていない。そういった人たちを、何かしらサポートできるサービスがないかというところから、アートというところに着目した」

一般的に、アーティストが絵を売って収入を得るにはギャラリーで個展を開き、絵を購入してもらう必要があり、収益化のハードルが高い現状があるという。

このサイトでは、誰でもアーティストとして登録が可能で、デザインをもとにグッズ化されたものの利益の7割がアーティストへ還元される。

画家・せつはやとさん「絵そのものを買ってもらうというのはなかなか難しいけど、グッズになったときに絵に興味を持ってもらえたりとか、そういうものを買ってもらえることは、すごくうれしい」

今後は、デジタルの手軽さを生かし、アートフレームにデジタルアートを配信するサブスクリプションサービスの提供を予定し、世界に向けたサービスを目指す。

「HAZERU ART」運営 KICONIA WORKS・書上代表「例えば動画でいうとYouTubeがあったりとか、どんな方でも才能があって、努力すれば再生数が伸びて売り上げがたって、脚光を浴びるというのがあるが、そういったところをアートの世界でも広げていきたいと思っているので、『HAZERU ART』を通じて、有名なクリエイターだったりとか、アーティストや新しい才能が出てくるというところを支援できたらなと思っている」

(FNNプライムオンライン10月12日掲載。元記事はこちら

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