ガソリン店頭価格162円に 7年ぶりの高騰が家計やデリバリーを直撃

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13日、東京都内にあるガソリンスタンドを訪れると、「レギュラー 現金157円」と書かれていた。

このガソリンスタンドでは、9月末は、ガソリン1リットルの価格が、152円だった。

しかし、13日は157円と、値上がりが続いているという。

利用者は、「リッターで、5円でも10円でも安くなってくれればいいと思います」と話した。

生活を直撃しているガソリン価格の高騰。

2021年の初めでは130円台だった。

しかし、春ごろから150円台に上昇。

先週には、3年ぶりに160円台となり、13日に発表された最新の価格では162円10銭と、2014年以来およそ7年ぶりの高値をつけた。

国内では、緊急事態宣言が解除され、秋の行楽シーズンを迎えて、車での移動機会も増えている。

こうした中でのガソリンの高騰は、家計に負担を強いることになりかねない。

田中商事(株)・三枝直樹店長「毎週3円近く仕入れが上がるのは、10年に一度あるかないか」

ガソリン価格の高騰は、コロナ禍で需要が高まるデリバリーサービスにも影響を及ぼしていた。

東京・新橋でお弁当を専門で販売している「ベルマルシェ」。

豚肉とキクラゲを卵で炒めたお弁当や、日替わりの特製のり弁など、23種類ほどのお弁当を扱っている。

こうした弁当の売り上げのおよそ8割が、車を使って運ぶデリバリーサービス。

ベルマルシェ 弁当事業部・斉藤順マネージャー「どうしてもガソリンを使わざるを得ないので、ここ数カ月(ガソリン代が)10~15%上がっています」

以前は、注文が入れば1件であろうと、その都度デリバリーを行っていた。

しかし、ガソリン価格の高騰を受け、少しでも燃料費を減らすため、ある工夫を取り入れたという。

斉藤順マネージャー「配送先をある程度エリア別に分けて、何件かまとめて(配達している)」

エリアごとにまとめて配送することでガソリンの節約をしているが、利用者のニーズに応えきれないという新たな問題もあるという。

斉藤順マネージャー「まとめることによって、多少お届けの時間がずれてしまうとか、遅れも生じてしまう」

このガソリンの高騰。
世界的な経済の回復傾向による需要の拡大やアメリカのハリケーン被害による供給懸念などが原因で、石油情報センターは、来週も値上がりするとの見通しを示している。

(FNNプライムオンライン10月13日掲載。元記事はこちら

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