自民大物議員が不出馬へ 背景に二階氏の影響力低下 衆院解散 事実上の選挙戦へ

政治・外交


14日午後1時ごろから開かれた、衆議院本会議。

衆議院が解散され、事実上の選挙戦に突入した。

14日、本会議場に姿を見せなかった自民党現職の大物議員。

公認争いにやぶれ、引退の意向を固めたことがわかった。

当選10回を数える、河村建夫元官房長官(78)。

原則、現職優先のはずの公認争いで、なぜ、河村氏がやぶれたのか。

それは、5年にわたって“陰の総理”として、党内で絶大な力をふるったあの剛腕幹事長の事実上の失脚だった。

次の選挙に出馬せず、引退の意向を固めたことが明らかになった二階派の幹部・河村建夫元官房長官。

河村氏の選挙区、山口3区をめぐっては2021年7月、当時、参議院議員だった岸田派の幹部・林芳正元文科相が、“くら替え出馬”を表明。

これに対し、河村氏は「どなたがお出になろうと議席を死守する」と述べた。

その河村氏が所属する派閥の会長が、当時の二階幹事長。

二階氏は2020年10月、自ら河村氏の地元に乗り込み、「“売られたれんか”という言葉があるが、挑戦に受けて立つと」と述べていた。

ところが、9月の総裁選で、事実上の“二階氏切り”を宣言した岸田氏が勝利したことで、立場が一転。

選挙を仕切る幹事長は、二階氏に代わり、麻生派の甘利氏に。

現職優先の原則に従わず、総裁派閥・岸田派で座長を務めている林氏を公認する考えを示した。

関係者によると、党本部は河村氏の後継として、秘書で長男の建一氏を比例代表で擁立することを提案。

河村氏もこれを受け入れ、政界を引退する意向を固めたという。

14日、河村氏の地元山口・萩市では...。

地元住民「さみしいと思う。残念です」、「世代交代も考えると、やむを得ない」

林氏が、自民党の公認候補となる山口3区には、立憲民主党の坂本史子氏も立候補を予定している。

(FNNプライムオンライン10月14日掲載。元記事はこちら

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