衆院選 異例の短期決戦へ 有権者から“暮らし再建”の声 コロナ・経済対策が争点


衆議院が解散し、事実上の選挙戦がスタートした。

街からは、コロナ対策や経済対策に期待する声が上がっている。

紫のふくさに包まれた解散詔書。

議長応接室で、松野官房長官に手渡され、本会議場へ。

事務総長が確認したあと、大島議長に手渡された。

そして、14日午後1時3分。

本会議場に高らかに響く万歳三唱とともに、衆議院は解散。

その後の臨時閣議で、衆議院選挙の日程が、19日公示、31日投開票に決まった。

安倍晋三元首相「(何解散?)『コロナ脱却V字回復解散』だと思います」

岸田首相の就任から、わずか10日後の解散。

さらに、解散から17日後の投開票は、いずれも戦後最短と異例ずくめの総選挙。

本会議後のあいさつ回りでは、大島議長らとグータッチを交わした岸田首相。

岸田文雄首相「これから、国民の皆さまのご判断をいただかなければなりません。この選挙を通じて、しっかりと、われわれが何をしようとしているのか、何を目指しているのか、訴えていきたいと思っています」

事実上の選挙戦がスタートする中、“令和初”の総選挙に、有権者は何を期待しているのか。

各地で、さまざまな人たちに聞いた。

50代「コロナで、いろいろ経済的に落ち込んでいるので、これから生きていくうえの環境と経済的な改善を願っています」 

30代(子/7歳)「去年とかは(コロナで)学校・幼稚園が、お休みになったり休園だったので、その間働けなかったので、その手当とかは、もうちょっとあったらありがたかった」

やはり、コロナ禍での家計を立て直す経済対策など、生活での身近な政策に期待する声が多いよう。

30代(子/7歳)「今、話題になってるのが、子ども1人につき10万円でしたっけ。うちは子ども1人しかいないので、みんな同じく税金払ってるわけじゃないですか。平等に対象にしていただけたらなと」

また、厳しい営業制限が続き、大きな打撃を受けた飲食店からは、切実な声が。

やきとり家竜鳳・武藤元樹さん「飲食店が大きな影響をコロナ禍によって受けてしまったので、飲食業界が盛り上がるような政策、アイデアを出していってほしい」

惣菜屋グランマ・中川眞理さん「本当にコロナが明けたら、潤沢に経済回ると思うんですけど、中途半端な時にどうするかというのを明確に出していただかないと」

一方、街からは、コロナの感染対策の継続を求める声も聞かれる。

30代(子/1歳)「やっぱり対策が甘くなってしまうお店とかも増えてくるのかなと思うので、 引き続き、対策を強化してもらえるように続けてほしいなとは思います」

総裁選挙では、コロナ禍での収入減などで生まれた格差の是正も大きなテーマ。

40代「消費税を上げたりとかは、これ以上はちょっときついなっていうのはある」

50代「GoToとかではなくて、少し一般庶民の方に世の中がよくなるような対策を考えてもらいたい」

保険業界に務める50代の女性は、コロナ禍での収入の変化を日々感じているという。

保険業 50代「子育て世代とかの方は、給料が下がったりとか大変じゃないか。年金(型貯蓄)とか、貯蓄を解約する人が多くはなっています」

解散を受け、早くも各党幹部が街頭演説などで支持を訴える姿も見られ、事実上の選挙モードに突入している。

公明党・山口那津男代表「衆議院選挙は、政権を選択する選挙となります。お約束したことを必ず実行していく、その実績と経験があるのも自公連立政権だと」

立憲民主党・枝野幸男代表「隠す、ごまかす、改ざんする。この政治を信頼できる、まっとうなものに変えなければならない。自信を持って戦っていきたいと思っています」

日本共産党・志位和夫委員長「政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権を作る。これを大目標に戦いたいと」

日本維新の会・松井一郎代表「ほかの党と、われわれが一番違うのは、持続可能なニッポンにするために、実際に明確な処方箋を持っている」

国民民主党・玉木雄一郎代表「『自己都合解散』かなと思います。われわれの掲げる正直な政治を取り戻していきたい」

このほか、れいわ新選組、社民党、NHK党を含め、与野党各党は異例の短期決戦の総選挙で、コロナ対策や経済政策などを争点に国民に支持を訴える。

(FNNプライムオンライン10月14日掲載。元記事はこちら

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