【東京18区】旧民主“因縁の対決” 衆院選2021

政治・外交


武蔵野・府中・小金井の3市にまたがる東京18区。民主党政権時代に“上司”と“部下”の関係だった立憲民主党の菅直人氏(75)と自民党の長島昭久氏(59)が“因縁の対決”を繰り広げ、注目を集めている。

自民・長島昭久氏 国替えで「元総理」に挑む

「衆議院選挙に7期目の挑戦をさせて頂きます。7期目といってもこの小金井で選挙をするのは今回が初めてです。そして自由民主党の公認候補として選挙を戦うのも初めてです」

10月17日、街頭演説の冒頭からこう切り出した長島氏。
民主党政権では菅首相(当時)のもとで防衛政務官を、その後防衛副大臣などを務めたが、2017年に民進党を離党。今回、自民党の公認候補として出馬するにあたり、送り込まれた選挙区は、かつての上司である菅直人氏の牙城、東京18区だ。

東京18区は、過去にも菅氏と自民候補が一進一退の戦いを繰り広げてきた「激戦区」。自民党は、公示前から菅義偉前首相、石破元幹事長、河野広報本部長など“大物議員”を続々と投入し、挙党態勢で長島氏を支える。

立憲・菅直人氏 “市民連合“の成果を強調

“元上司”を追い落とす“刺客”として送り込まれた長島氏について、菅氏は「(事前に)何も私のところに言ってこなかった。そうしたことを有権者がどうみるかだ」と不快感をにじませた。

14期目の当選を狙う菅氏は「野党共闘」を全面に押し出す選挙戦を展開している。
今年7月の東京都議会選挙では、議席数「1」の小金井市で立憲や共産などが推薦する候補が当選。菅氏は「都議会の1議席を選ぶために、多くの市民団体・政党が協力した。今回の衆議院選挙のモデルケースだ」と野党共闘の重要性を強調した。

さらに、10月3日投開票の武蔵野市長選挙でも、立憲や共産などが支持した現職候補が、自公推薦候補にダブルスコアで勝利している。

与野党の候補が事実上の一騎打ちとなる東京18区は、今回の総選挙全体をうらなう選挙区になりそうだ。この他に無所属の子安正美氏(71)も立候補している。

(衆院選2021・東京都)

(FNNプライムオンライン10月22日掲載。元記事はこちら

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