【衆院選】8期連続当選の立憲重鎮VS元タレントの自民新人が一騎打ち…“難攻不落”の宮城5区

政治・外交

10月31日に投開票を迎える衆院選。注目選挙区・宮城5区の様子をお伝えする。

元タレントが“難攻不落”に挑戦…高市政調会長も駆けつけ

選挙戦初日、宮城・石巻市で第一声を上げたのは自民党の新人・森下千里候補(40)。

自民党・森下千里候補(40):
私、森下千里は皆さま方を元気にしたい、その気持ちでこの石巻に飛び込んでまいりました


名古屋市出身の森下候補は、地元出身ではない、いわゆる“落下傘候補”元タレント女優としても、多くのテレビドラマや映画などに出演してきた。


そんな森下候補がこの選挙区から出馬した理由。それは、これまで自民党候補が決して敵わなかった対立候補・安住淳候補(59)の存在…テレビでもおなじみの立憲民主党幹部だ。


宮城5区で25年間8期連続当選。ここ3回は自民党候補に大差をつけて勝利している。そのためこの選挙区は“難攻不落”とも言われ、自民党の候補者がなかなか決まらなかった。


そんな中、自ら手を挙げた森下候補に決まったのは2021年3月のことだった。

自民党・森下千里候補(40):
本当に胸を借りるつもりというか…はい

2011年の東日本大震災で被災地での炊き出しなどを経験し、政治を志すようになったという森下候補。


地元の会合では、女優デビューの作品が仮面ライダーであることに触れ、石巻との縁を口にした。

自民党・森下千里候補(40):
私にとってこの石巻を中心とするこの地域は、仮面ライダーシリーズの生みの親である石ノ森章太郎さんゆかりの地です


連日そのゆかりの地に立ち、支持を訴えた森下候補。つじ立ちの回数は半年間で1600回以上になったという。


自民党・森下千里候補(40):
社会を輝かせるために、地域を元気にしていくために、私、森下千里はもっと女性の元気を支援してまいりたいと思っております


10月26日は雨の中、自民党の高市早苗政調会長が応援に訪れ…

自民党・高市早苗政調会長:
素晴らしい女性です。彼女のような若い方が走り回ってくれることで、いろんな動きが起こってきています


森下候補を国会に送ってほしいと強く訴えた。

8期当選の“重鎮”には地元市長が応援に

その挑戦を受ける立憲民主党の安住淳候補(59)。


2021年9月、約半年ぶりに地元に戻った。

立憲民主党・安住淳候補(59):
しばらくぶりに帰ってきた。いよいよ選挙だから、やっぱり写真を撮らないといけないというか…

目的は選挙用の写真撮影。そして公示日当日は、新型コロナウイルスで大きなダメージを受けた観光地、宮城・松島町で第一声を上げた。

立憲民主党・安住淳候補(59):
政府のコロナ対応後手後手にまわりました。最初にやったのみなさん、アベノマスクですよ。顔の大きい人、眼帯にもなりませんよ


政府のコロナ対策を批判し、野党に政権を任せてほしいと訴えた。

立憲民主党・安住淳候補(59):
岸田さん、そんなに急いでどこ行くのという感じはしますね


安住候補はNHKの記者から政治家になり、旧民主党政権では財務相に就任。今は立憲民主党の国対委員長を務めている。


そんな安住候補の決起集会に駆けつけたのは、石巻市の斎藤正美市長。実はかつて自民党から出馬し、安住候補に3度敗れた人物だが、10月10日はエールを送った。

石巻市・斎藤正美市長:
地元を知り、人を知り、地を知る人こそ、国政でがんばっていただきたい


8回当選の“重鎮”か元タレントか。投票日まであと3日だ。


(「イット!」10月28日放送より)(衆院選2021・宮城県)

(FNNプライムオンライン10月28日掲載。元記事はこちら

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