【衆院選】激戦の香川1区 自民初代デジタル相VS映画「なぜ君」立憲前職VS緊急出馬の維新新人の“三つどもえ”

政治・外交

31日に控える衆議院選挙の投開票日。激戦が予想される香川1区に注目した。

“デジタル改革”の推進を強調

初代デジタル担当大臣の、自民党・平井卓也候補(63)が選挙戦で強調したのは、デジタルの力。


自民党・平井卓也候補:
今までの日本の行政サービスはスピード感に欠けていました。それがデジタルで完全に解消されます。デジタル改革は子どもたちのためにも絶対に進めなくてはいけない政策。

2018年、IT担当大臣として初入閣した平井候補。
2021年9月には初代デジタル担当大臣としてデジタル庁を創設した。

自民党・平井卓也候補(引き継ぎ式にて):
“デジ女”を作りたいということで、牧島さんに頑張ってもらいました。

選挙戦では“デジ女”と呼ばれた、2代目となるデジタル担当大臣の牧島かれん氏も駆けつけ、岸田首相も応援に入った。

岸田首相:
私の右腕として活躍をしてくれている、岸田政権にとっても欠くことができない、大切な平井卓也さんです。

一方で、平井候補自身は危機感も抱いているという。


自民党・平井卓也候補:
私が大臣職ということでほとんど地元に帰れていなかった分、大幅に出遅れたと思います。追いかける立場にある選挙だなと思っています。

家族一丸で挑む選挙戦

平井候補に対するのは、立憲民主党・小川淳也候補(50)。


立憲民主党・小川淳也候補:
10年続きましたいわゆる一強政治。まずここ香川1区から変えていきましょう。

国会審議では安倍首相(当時)を厳しく追及してきた小川候補。
選挙ではこれまで平井候補相手に1勝5敗と大きく負け越している。

立憲民主党・小川淳也候補(当時32歳):
政治家になりたい…「ならなきゃ」なんですよね、どっちかというと。

2020年には初出馬からの17年間を取材した映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が公開。
家族による選挙戦も描かれ、話題となった。

立憲民主党・小川淳也候補:
晴菜(娘)、さっそくごめんな。

今回の選挙戦でも、妻と娘が全力でサポート。枝野代表も大きな期待を寄せている。

立憲民主党・枝野代表:
小川淳也が総理大臣になるには、選挙に強くならなきゃいけない。


立憲民主党・小川淳也候補:
今回は本当に最終決戦。次世代で本当に力強い、まとまった野党を日本の選択肢にしていきたい。

急遽参戦の新人は“第三の選択肢”に?

香川1区に急遽参戦したのが、日本維新の会。
小川候補は日本維新の会・馬場幹事長に「野党の票が割れる」と立候補取り下げを求めたが、維新側はこれを拒否した。

日本維新の会・馬場幹事長:
そんなことは関係ないんだと。そういう政治をぶっ壊していかないといけないと思いますよね。

その日本維新の会から名乗りを上げたのは、新人の町川順子候補(62)。
街頭では生活の最低保障として、すべての国民に現金を支給する制度の創設を訴え、馬場幹事長も応援に力を入れた。


日本維新の会・町川順子候補:
1人7万円、毎月支給される。家族が増えると7万円ずつ所得が増えるんです。子どもたちを今増やさなければこの日本は衰退してしまいます。

日本維新の会・馬場幹事長:
大阪ではすでに10年前からこの改革。(議員などの)報酬は3割カット、公用車や手当もすべて廃止。改革によって生み出された財源を子どもたちのために使わせていただいています。

「陸上部でしたから」と、街中を走る町川候補。
急な出馬ということで、事務所では88歳の父や84歳の母、65歳の姉が家族総出で選挙活動を手伝っていた。


日本維新の会・町川順子候補:
自民党か立憲民主党しか選択肢になかったのを、私が出ることによって「ありがとう」と言ってくれる人もいるし…

この“三つどもえ”の戦いを制するのは誰になるのだろうか。

(FNNプライムオンライン10月29日掲載。元記事はこちら

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