車減産で中古車人気上昇 背景に半導体不足

経済・ビジネス


長期化する半導体不足の影響が続いている。

スマホや家電、ゲーム機など、暮らしに関わる商品で、減産や生産・販売見通しの引き下げなどの動きが相次いでいて、「自動車」をめぐっても、ある現象が広がっている。

コロナ禍でのマイカー需要が続く中、埼玉県内の販売店には、新車目当ての客が訪れていた。

来店客「もともと出かけないようにしてましたし、車があると出かけられていいなというのはある」

こうした中、減産の影響で、新車の納期が延びるという現象が広がっている。

ウチダオート株式会社・中村亘取締役「注文から納車まで1カ月以上は長くかかっている状態」

納車待ちの顧客リストを見せてもらった。

中村取締役「残念ながら、新車に関しては、納車に時間をかけてまして、現在でも、こういった納車待ちのお車がたくさんあります」

リストに並んでいる人は、およそ100人。
長い人で半年間待っているという。

中村取締役「新車に関しては、納車までの『長納期化』によって、機会損失は20%くらいは起きているのではないか」

千葉県内の中古車オークション会場では、来場した業者が、端末を使って競売に参加している。

1日平均1万3,500台が出品され、7割ほどが落札される。

新車の納期が長引く中、中古車の人気は高まっていて、このオークション会社全体での落札価格は、感染拡大当初の1年半前の1.6倍に上昇している。

来場者「きょうは2台くらい(買う)。新車納期が延びているようなので、そのために中古車で買う方も増えているみたい」、「通常の新車価格にオプションつけた金額を、はるかに価格高騰しているものが見られる」

影響は、この先も続くとみられる。

(FNNプライムオンライン11月5日掲載。元記事はこちら

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