【独自入手】「なるだけテレビを見ないで」知床遊覧船事故 社長が従業員にLINE…運航を正当化?

社会 気象・災害

北海道・知床半島沖での観光船事故。海底120mで船体が発見され、家族は説明会で社長に引き揚げを求めました。
めざまし8では、その社長と従業員らとのLINEのやりとりを独自に入手。そこに残されていたのは、自身の運航判断を正当化しているとも受け取れるメッセージでした。

「マスコミは面白がり物語を作る」「皆さんの力で守ってください」


桂田社長が従業員に送ったとみられるメッセージ:
皆様にはご迷惑をかけております。マスコミのほうは何か大きな事件があるまである程度来ると予想されます。
先日も気象庁がこの事件に対しての風速や高波の測定結果 情報公開いたしました

これは、知床遊覧船の桂田精一社長が、自身が経営する宿泊施設の従業員に対して送ったとみられるメッセージ。会見2日後に送られたというそのメッセージの中身は…

桂田社長が従業員に送ったとみられるメッセージ:
船が予定通り戻れれば、1メートル前後の許容範囲内だったことがわかります。マスコミは面白がり物語を作ります なるだけテレビを見ないでください。
宿のほうは別会社なので、皆さんの力で 守ってください

観光船を運航した自身の判断を、正当化しているともとれる内容でした。
桂田社長は4月29日の夜、遺体安置所になっている施設を訪れ、献花台に花を供えました。


船“引き揚げ”難航…負担についてもLINE「保険の方から」

こうした中、海上保安庁などによる懸命な捜索活動が続けられ、カシュニの滝付近の沖合で、「KAZUⅠ」の船体が見つかりました。


船内に行方不明者が取り残されている可能性があるものの、船体がみつかったのは水深約120mの海底です。潜水での作業は難しいことから、水中カメラによる捜索が続けられています。

船体の引き揚げは、いつ、どのように行われるのでしょうか。


沈没船の引き上げに詳しい 信太商店 信太裕介社長:
岩礁というかそういう場所が色々…。岩礁に囲まれてしまってワイヤーが入らないとか、作業がしづらいとか、あとは海がすごくしけってこの時期はできないとか、時間がかかるっていう可能性はある

今回のケースでは、技術面のみならず、費用面でも高いハードルがあるといいます。
この「KAZUⅠ」の引き上げに関しても、桂田社長はメッセージを送っていました。


桂田社長が従業員に送ったとみられるメッセージ:
私はしばらくご家族の対応に対応します。
ご家族に対しての補償金も保険の方から(kazワン66億円、捜査費20,00万円)まで上限として出ます。弁護士さんと保険屋さんと粛々と進めていただいております

(めざまし8 5月2日放送)

(FNNプライムオンライン5月2日掲載。元記事はこちら

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