春本番の“二子山”へ日帰り登山 山頂では「春の北アルプス」眺望 「山ごはん」にも舌つづみ【富山発】

地域 旅と暮らし

富山県内の里山も春本番。 
富山市の合併前の町、旧大山町の山、二子山を歩いてきた。 

春の山歩き…2つの峰をもつ「二子山」へ

山の案内は、富山県警山岳警備隊の元隊長で登山グループ「山凱会」の谷口凱夫さん。 

矢野美沙アナウンサー:
谷口さん、きょうは春の山歩きということです。どんな特徴の山でしょうか?


山凱会 谷口凱夫さん:
西と東、ふたつの峰をもつことから「二子山」という山。「日尾双嶺谷(ひおそうれいだに)」に沿って登ります。登山道は、最後は急登(急な登り)。標高差は160メートルほど。それをがんばれば、頂上に着きます

2つの峰をもつことから「二子山」という
2つの峰をもつことから「二子山」という

矢野美沙アナウンサー:
わかりました、緑の中を歩いていきたいと思います。きょうもよろしくお願いします 

二子山は、熊野川の支流・黒川の上流部右岸の山。 登山口は、富山市の福沢地区方面へ県道187号線を進んだ先の旧大山町小坂にある。 市内から車で30~40分ほどだろうか。 
東峰まで1時間半ほど。 今回は、さらにそこから西峰にも向かった。


この時期は、多くの春の花に出会うことができる。  

矢野美沙アナウンサー:
これは何ですか?

山凱会 谷口凱夫さん:
カタバミ!


矢野美沙アナウンサー:
結構まとまって、このあたり咲いてますね 

歩き始めてまもなく出迎えてくれたのは、ミヤマカタバミ。 富山県の東部には花の色が白いものが多く、西の県西部ではピンクが多いそう。 


矢野美沙アナウンサー:
この山は、登山口がだいたい300メートルちょっとです。きょうは山頂まで標高差400メートルほどを登っていくという感じです 


登山口から30分ほどは、谷(日尾双嶺谷)に沿って歩く。 この谷は、山の水を集め黒川へ注ぐ。 


沢沿いに咲いていたのは、関東では絶滅が危惧(きぐ)されているキクザキイチゲ。 湿り気のあるところを好み、野山に春の訪れを告げる花のひとつ。 

関東では絶滅が危惧されているキクザキイチゲ
関東では絶滅が危惧されているキクザキイチゲ

急登を進み、いよいよ山頂へ

矢野美沙アナウンサー:
1回下って、また上がるんですね。ここ


沢を横切り、向かいの尾根に取りつく。 

矢野美沙アナウンサー:
なんだか急に壁が現れたような気がします。結構急ですね 


ここから山頂まではひたすら、標高差160メートルの急な登りが続く。 

矢野美沙アナウンサー:
この急登(急な登り)長いですね…。 どうでしょう、空が広く見えてきました。…あ~着きました!二子山・東峰の頂上です! 


東峰、標高736メートルの山頂は眺望が望めないため、もうひとつの頂、西峰へと向かうことに。 尾根伝いに、約15分進む。 


西峰の山頂、標高は730メートル。 

矢野美沙アナウンサー:
ゴール!西峰頂上です。お、ここからは見えますね!春の北アルプスです。この時期、雪の壁をぬうように走る立山黒部アルペンルートが通っている弥陀ヶ原が真っ白ですね。ここからだと、ちょうどその真上の位置に、立山の象徴、雄山が見えます

西峰頂上からは弥陀ヶ原と雄山が眺望できる
西峰頂上からは弥陀ヶ原と雄山が眺望できる

山頂で作る「山ごはん」は別格

そして、山歩きの楽しみの一つは「山ごはん」。 
わたしのきょうのメニューは「トマトチーズマカロニ」。 

矢野美沙アナウンサー:
マカロニにシメジ、ツナ、トマトジュースを入れます。最後にチーズをたっぷりのせて…はい完成です!トマトチーズマカロニ。うん、チーズがトロトロで濃厚な味わいに仕上がりました


こちらは、山のベテラン・谷口さんの山ごはん。鍋に豚肉たっぷり。 
谷口さん、きょうの鍋は? 


山凱会 谷口凱夫さん:
豚の味噌炊き


矢野美沙アナウンサー:
カボチャ入りですね!なんだか春の感じ…彩りがきれい。カボチャが溶け込んでるから味噌がちょっと甘い!おいしい!


日帰り登山で多くの春の花に出会い、山頂では「山ごはん」に舌つづみ。 
富山市は旧大山町、東西2つの峰を持つことから名づけられたという「二子山」だった。 なお、この時期は、クマの出没に注意が必要。

(富山テレビ) 

(FNNプライムオンライン5月19日掲載。元記事はこちら

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