“知床事故”以降キャンセル相次ぎ…「この海を見てほしい」苦境に立つ遊覧船会社が旅行会社に安全性PR【鳥取発】

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鳥取・岩美町の浦富海岸をめぐる観光遊覧船。7月6日、県内の旅行業者が視察した。
2022年4月に起きた北海道、知床遊覧船の事故後、予約のキャンセルが相次ぎ、苦境に立つ遊覧船の安全性をアピール、利用回復につなげる。

Twitterより:
今日も透明度抜群でした。しかし...今日もお客様は30人程...この海を見て貰えない事が悲しすぎます


6日、Twitterに上がった悲痛なつぶやき。遊覧船の影が海底にくっきりと映る透明度の高い浦富海岸の画像も添えられている。


投稿したのは、岩美町の浦富海岸をめぐる観光遊覧船のスタッフ。団体客のキャンセルが相次ぐなど乗客減がつづく、苦しい現状を訴えている。


画像のように美しい海岸線の風景を楽しめる山陰松島遊覧船。2022年4月に起きた北海道の知床遊覧船の事故後、「遊覧船は危険」という誤ったイメージが広がり、乗客の減少による打撃を受けているという。


山陰松島遊覧・川口博樹社長:
肌感覚としては周りの観光地と比べると、うちは少ないのかなと。(修学旅行の)秋の予約を見ると、去年よりもずいぶん少ない感じがあります


視察会を開き、安全性をPR

こうした苦境からの脱却を後押ししようと、6日、県などが、県内の旅行会社の担当者を招き、視察会を行った。実際に船に乗って安全運航への取り組みを確認してもらい、修学旅行客の誘致などにつなげる狙い。


旅行会社担当者:
(万一の場合の)訓練などもしっかりされているということなので、安心して乗っています。魅力的な自然がたくさんあるところだと知ってもらうためには、修学旅行にはいい場所だと思う


山陰松島遊覧・川口博樹社長:
安全対策をちゃんととっている会社だとわかっていただければ、お客さまにも安心して乗っていただけると思うので、その点を旅行会社の方にPRしていただけたら


県は今後、東京など県外の旅行会社も視察に招き、遊覧船の安全運航の取り組みをアピール、誤ったイメージによる「風評被害」を押さえたいとしている。

(TSKさんいん中央テレビ)

(FNNプライムオンライン7月18日掲載。元記事はこちら

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