元2世信者「教会以外の人は全て悪」 立憲民主党ヒアリング
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立憲民主党は23日、両親が旧統一教会の信者で、「2世信者」として育った元信者の女性から、当時の生活や活動についてヒアリングを行った。
両親が「合同結婚式」で結婚した旧統一教会の信者で、6年ほど前に教会を脱会した「元2世信者」の女性は、「両親が高額な献金をしていたため生活が貧しく、それがいじめにつながった」「幼少期から教会以外の一般の方々はすべて悪とされていた」「教会の行事で学校を休むこともあった」など自身の経験を語った。
また母親が地方議会の選挙を手伝っていたことを明かした上で、選挙活動を手伝う理由として、「『政界にどんどん統一教会の原理を知っている人を送り込んで、社会全体を良くしていく』と教えられた」と述べた。
そして「元2世信者」の女性は、「被害者を救い、新しい被害者が今後出ないような制度や法律を作ってほしい」として高額献金の取り締まりなど、被害を防止する制度の創設を訴えた。
立憲民主党は、次の臨時国会で旧統一教会を巡る被害者の救済を中心とした立法措置を検討している。
(FNNプライムオンライン8月23日掲載。元記事はこちら)
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