運動へのハードル下げる 「コンビニジム」戦略とは

経済・ビジネス


3日に発表された、2023年のヒット予測ランキングでも1位になった、「コンビニジム」。

便利さの秘密と狙いを取材した。

数多くのトレーニングマシンがそろったジム。

革靴でトレーニングを行う人や、スラックスをはいたままトレーニングを行う人も。
ここは、いったい...。

実はこのジム、本格トレーニングで有名な「RIZAP」が運営しているが、あるコンセプトをかかげている。

RIZAP・瀬戸健代表取締役「便利で、簡単に、楽しく通える。コンビニジムということで、買い物帰りとか仕事帰りに、その服装のまま行くとか、生活の一部として溶け込んでいけるような価値が提供できればと」

“便利”“簡単”“安い”、3つの要素を兼ね備えたコンビニジム、「chocozap」。
運動へのハードルを下げる、さまざまな仕掛けがなされている。

会員は、月額およそ3,000円で、24時間いつでも使い放題。
全国150以上の店舗をどこでも使えるため、好きな時間・場所で、気軽に通うことができる。

通常、トレーニングジムの月額使用料は、全国平均でおよそ1万円ほどだが、値段へのハードルを下げることで、今までジムを利用してこなかった人に、足を運んでほしい狙いがある。

さらに利用者は、スマートウォッチや体組成計が無料で配布され、連動アプリを通して、体重や筋肉量などを確認できるため、自然と自分の体に興味を持つ仕掛けになっている。

運動プログラムは、RIZAPを使用した18万人の実績データを元に作られ、1日5分でも結果が出る内容のため、運動が苦手な人や初心者でもハードルが低く、短時間で効率的なトレーニングを行えるようになっている。

金融関係(20代)「同じビジネスしているような会社の人が来るので、来やすい。やっぱり会社が近いのと、人が時間帯によって少ない時があって、そこを狙って来てます」

不動産関係(50代)「ちょっとヒップアップしたかなと。職場と家の間にあるので、コンビニ感覚でちょっとだけ。マシンも初心者でも使いやすくできるところ」

ジム内には、会員が自由に使うことができるセルフエステ・脱毛の設備も整え、健康や美意識への興味の入り口を広げることで、運動にも興味を持ってほしい狙いがある。

RIZAP・瀬戸代表取締役「運動のとらえ方を変えたい。日本のフィットネス参加率は3%台で、主要先進国ではダントツの最下位。誰もが無理なく通える値段、そして便利さ、楽しさが必要だなと思って。運動自体が楽しいんだという、そういったことを提供できたらいい」

(FNNプライムオンライン11月5日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース