格安「新築マンション」札幌市で“3LDK3000万円台”が登場 平均5000万円超の中なぜ【北海道発】

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分譲マンションの高騰が続く札幌市中央区。平均5000万円超となる中、突如、リーズナブルなマンションが発売され、話題を集めている。
驚きの価格は「3LDKで3400万円台」。
地価や資材の高騰で値上がりが止まらない中でなぜ”この価格”が実現できるのか?
格安物件の”ワケ”を探った。

地下鉄徒歩4分、札幌の“一等地”になぜ?「格安」のワケは…

一建設・折茂哲晴担当課長:
リビングから知事公館を見られるのが魅力。都心でありながら自然がある

札幌市・中央区の分譲マンション「プレシス・知事公館前」だ。


目の前の知事公館は、市民憩いの場所。今は、木々も徐々に色づき始めている。

ここは道立近代美術館にも近い文化ゾーンとして知られ、マンションから地下鉄東西線西18丁目駅までは徒歩4分。大きな病院も数多く立ち並ぶとても便利な場所だ。


そんな人気エリアに建つ15階建てのマンション。5000万円を軽く超える高価格と思いきや…

一建設・折茂哲晴担当課長:
3LDKタイプで3400万円台から


 (Q:お客さんはびっくりする? )

一建設・折茂哲晴担当課長:
驚きますね

高騰続く札幌市の中央区で、これは破格といっても良いほどの分譲価格。どうやって実現しているのだろうか。

円安や戦争で…ついに“5000万円”超 札幌のマンション平均価格

近年、札幌市内のマンション価格は高騰し続けている。新築の平均価格は2021年、ついに5000万円を突破した。


背景には、低金利や相次ぐ再開発があり、円安やウクライナ侵攻で今後も資材の高騰が予想されている。

幌生コンクリート協同組合は、2023年4月に生コンの価格を1立方メートル当たり4500円値上げし、2万円にすると決めた。

マンション価格の高騰に歯止めがかかりません。

設備は十分! 安さのワケは…“広さ”と“無駄省いた設計”

そんな中、この知事公館前のマンションは、15階建てのツインタワーで、ロードヒーティング付きの駐車場も完備。


もちろん風呂・トイレ別でシステムキッチンを備えた上で、3LDKが3400万円台からとかなりリーズナブル。その理由は?


一建設・折茂哲晴担当課長:
広さを抑えて価格も抑えるというかたち。こちらの部屋は60.54平方メートルになります


3LDKの間取りは2つあり、リビングダイニングキッチンは、12帖から14帖ほど。4帖から5帖の洋室が3つあります。

価格は3400万円台から5200万円台までだ。


3LDKとして60平方メートル。札幌市民の受け止めはどうなのだろうか。

一建設・折茂哲晴担当課長:
札幌市民は3LDKだと、70~80平方メートル台と考える人が多いが、無駄のない部屋のレイアウトになっている

部屋は廊下を短くしたり、極力、無駄を省くよう収納を配置するなどして、居住スペースを確保している。3月下旬に発売された東棟は、6割ほどがすでに売れている。

3LDKは、単身世帯から子供がいる3人家族までが多く入居しているということで、想像を超える反響があったという。

札幌・中央区は“首都圏並み” 「面積は限界」狭小化進んでいく?

手掛けた会社によりますと、マンションは価格と広さ、立地のバランスを考えて選ばれていると話す。

一建設・鹿倉克泰本部長:
(子どもが巣立ち)夫婦2人になり80平方メートルもいらないとか、支払いを抑え違う所にお金を使う考え方もあるのでは


都心のマンションは、資産価値の維持も期待できると考えられる。

専門家は、札幌市中央区の部屋の面積は、もはや首都圏並みになっていると指摘する。

不動産鑑定士・横山幹人さん:
東京仕様なのか、札幌では聞いたことない。(面積は)限界にきていると思います


ただ、この会社が手掛けた首都圏のマンションでは、3LDKで53平方メートルという部屋も完売したということで今後、札幌市での展開も見据えている。

一建設・鹿倉克泰本部長:
札幌エリアでも3LDK50平方メートル台の部屋で可能性が十分ある

札幌の新築マンションをめぐっては、ここ20年ほどで、坪単価は急激に上がり、反対に、専有面積はどんどん小さくなっている。


今後も、マンションの動きが注目される。

(uhb北海道文化放送)

(FNNプライムオンライン11月6日掲載。元記事はこちら

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