1日2gの減塩「へらしお生活」 おいしく楽しく続けるコツ【宮崎発】

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生活習慣病の増加が課題となる中、注目されているのが摂取する塩分を減らす「減塩」だ。宮崎県も塩分を1日に2g減らす「へらしお生活」を推進している。そこで手軽に美味しく取り組める減塩術を紹介する。

有馬理恵リポーター:
続々と登場している減塩商品。今、再び減塩の取り組みが注目されていますが、私たちは1日にどのぐらい塩分を摂取しているんでしょうか?

宮崎県健康づくり協会を訪ねた。

塩分摂り過ぎで心筋梗塞や脳卒中のリスクも

宮崎県健康づくり協会 管理栄養士・長嶺由香里さん:
県民の1日の平均食塩摂取量は、男性10.6g、女性9.2gで、国の目標である男性7.5g未満、女性6.5g未満を大きく上回っています。塩分の高い食事を続けると、血管や粘膜が傷み、心筋梗塞や脳卒中、胃がんなどのリスクが高まります


そこで、宮崎県では男性9g、女性7.5gという独自の目標値を定め、塩分を1日に2g減らす「へらしお生活」を推進している。


1日2g減らすにはどうすればいいのか。ポイントは「調味料」だ。

「かける」から「つける」に意識チェンジ

宮崎県健康づくり協会 管理栄養士・長嶺由香里さん:
醤油をポン酢や麺つゆに変えるだけで1g近く減塩できます。どの調味料にどのぐらい塩分が含まれているのか知っておくと便利です

醤油には麺つゆの5倍の塩分量
醤油には麺つゆの5倍の塩分量

調味料は「かける」ではなく、「つける」を意識する。

宮崎県健康づくり協会 管理栄養士・長嶺由香里さん:
醤油であれば、取り皿に控え目につけて1g近く減塩につながります。スプレー容器に移して吹きかけて味付けするのもいいですね。また、味噌汁は具沢山にすると、その分、汁が減って約1gの減塩になります


しかし、美味しくなければ続かない。「へらしお」を続けるコツは?

宮崎県健康づくり協会 管理栄養士・長嶺由香里さん:
うま味や酸味などを活用します。汁物には、キノコや貝類など、うま味成分を含む食材を選んだり、料理にレモン果汁などで酸味をきかせると、低塩分でも美味しく食べられます


有馬理恵リポーター:
さらに、あるものを加えると「へらしお」の効果が上がるといいます。それが野菜・果物・海藻・乳製品です


宮崎県健康づくり協会 管理栄養士・長嶺由香里さん:
これらに含まれるカリウムやカルシウムには、取りすぎた塩分を体の外に出す力があります。例えば、通常の生姜焼きには1.4g程の塩分が含まれていますが、味付けに、「おろしりんご」を加え、甘さを効かせると少ない調味料でもおいしく仕上がります。塩分は少しずつ減らしていくことが長く続けられるポイントです。できることから始めてみてください


5年後、10年後も健康で過ごせるように。「へらしお生活」を心がけたい。

(テレビ宮崎)

(FNNプライムオンライン11月6日掲載。元記事はこちら

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