“余った薬”は薬局へ 薬の有効活動「ブラウンバッグ」運動始まる【岡山発】

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患者が飲み忘れるなどして手元に残っていく薬を減らし、有効に活用しようと、オリジナルのバッグを使った実証実験が岡山県内2市1町の薬局で11月1日から始まった。

残っている薬を「ブラウンバッグ」に入れて持って行くだけ

和気町の「サンヨー薬局和気店」では、11月1日から訪れる患者に対し、節薬バッグ「ブラウンバッグ」を配っている。


薬剤師:
きょうからブラウンバッグ運動。(薬を)飲み忘れたり、家にある薬でわからないことがあったら(バッグに)入れてもらって、持って来てもらえたら


薬局がブラウンバッグを患者に配り、患者は自宅に残っている薬を入れて薬局に持っていく。薬局は医療機関に対応を相談し、残った薬を整理して、患者に手渡すという仕組みだ。

ブラウンバッグの仕組み
ブラウンバッグの仕組み

ブラウンバッグ運動という取り組みで、県は医師会や薬剤師会と協力して、これまでに津山市や鏡野町などでこの実証実験を行ってきた。残った薬を整理できるだけでなく、正しい薬の飲み方や使い方を患者に周知することができる。


サンヨー薬局和気店 兼清啓倫管理薬剤師:
実際の薬を持って来てもらうので、薬剤師としても指導しやすい。医療はきちんと薬を飲めないとできない。それが可能になる


患者:
(薬が)1つにまとまるのが良いことではないか

患者:
体の調子が良いときは飲まないときもある。良いこと


最終的には“医療費”の削減にも

県は、さらにこの運動の認知度を向上させたいとしている。

岡山県 医療推進課 疾病対策推進班 谷口恵祥主幹:
健康被害の防止につなげていく。 最終的には医療費の削減にもつながっていく。これからブラウンバッグという名前も含めて、今後広がっていくものだと思う


実証実験は2023年3月末まで、和気町と備前市、浅口市の薬局23店舗で行い、県がアンケート調査をして検証することにしている。

(岡山放送)

(FNNプライムオンライン11月6日掲載。元記事はこちら

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