宮島の対岸に美術リゾート建設進む アートと建築を楽しむ 坂茂氏が設計 【広島発】

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宮島の対岸、広島県大竹市に新たなアート・リゾートの建設が進んでいる。およそ1万4000坪の広大な敷地を地域活性化の切り札として、国内外からの集客を目指す新しい拠点の建設現場を取材した。

美術館にはピカソやマティスの絵画も 

宮島の対岸、大竹市晴海。

広島県大竹市晴海
広島県大竹市晴海

鈴木崇義記者:
あ、ここですね、広大な敷地にカラフルな箱状の建物がいくつか建っています
ShimoseA&R・目黒真一さん:
Q:ここは全面ミラーガラス?
190mのミラーガラスになっていて瀬戸内の島々が映り込むつくりになっている

建設中の施設はミラーガラス張り
建設中の施設はミラーガラス張り

2023年春に向けて建設が進む複合施設「SIMOSE」。元々、広島県の土地だったおよそ1万4000坪の敷地内に建築家・坂茂氏が設計した美術館と10棟のヴィラ、レストランがつくられる。


Q:ここはどういった場所?
ShimoseA&R・目黒真一さん:

ここは下瀬美術館のメインエントランス。こちらには美術館の受付とミュージアムショップカフェを併設する予定になっている


美術館は広島市西区で建築金物を製造販売している丸井産業の創業家が半世紀以上かけて集めたおよそ500点のコレクションを所蔵。


ShimoseA&R・目黒真一さん:
日本美術の絵画や日本人形、アンリ・マティスやピカソの絵画もある


子どもから大人まで、楽しんで欲しいと、2つの大きな柱が特徴的なこのエントランスでは、子ども向けの教室なども開く計画だという。

水に浮かび動く展示室

そして、大きな“売り”が世界的な建築に触れながらアートも楽しめる施設。

鈴木崇義記者:
このかなり大きな箱状の建物、敷地内に8つあるということだが、これは実は展示室で、下に水が張られて、ここをうごく可動式だということです

水に浮く可動式の展示室
水に浮く可動式の展示室

瀬戸内に浮かぶ島々から着想したという10m四方の可動展示室。


また“水辺”と“森”の2つのゾーンに10棟建つ「ヴィラ」にもこだわりが…。

完成予想図
完成予想図

ShimoseA&R・目黒真一さん:
坂茂さんがこれまで建てたことがある4棟の別荘建築のリメイクと、この施設のために設計いただいたものが6棟ある。ヴィラは国内外の富裕層の方や、実際に何かお祝いのときに宿泊していただいて、特別な時間を過ごしていただける方に来ていただきたい


大きな遊具のある晴海公園に隣接し、夜になると工場夜景も映えるこの地で過ごす“特別なひととき”。地元や国内はもちろん、海外からの客もターゲットにしていくという。


ShimoseA&R・目黒真一さん:
宮島からフェリーと車で30分の距離にあるし、岩国の錦帯橋からも約25分の立地ですので、実際にこの施設を点として活用いただくよりは、周りの観光地と連携して面として観光を盛り上げることができればと思っている


2023年春に順次オープンする複合施設「SIMOSE」、新たな観光スポットとして広島県西部の更なる盛り上げに繋がるか注目される。

(テレビ新広島)

(FNNプライムオンライン11月7日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

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