佳子さま 日本タイ記録に手話で祝福 笑顔でご懇談 日本デフ陸上競技大会

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秋篠宮家の次女・佳子さまは、10月1日、東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催された聴覚に障がいのある選手による陸上競技大会「第19回 日本デフ陸上競技選手権大会 兼 第2回 日本デフU18陸上競技選手権大会」を観戦されました。

「耳の不自由な」を意味する英語「デフ(deaf)」。4年に1度開催される世界規模のスポーツ大会「デフリンピック」の語源にもなっています。

光でスタートを判別する選手を間近でご覧に

現在、全日本ろうあ連盟に非常勤嘱託職員として勤務されている佳子さま。

競技前、トラックで、音の代わりに光でスタートのタイミングを知らせる箱型のランプをご覧になりました。

光でスタートのタイミングを知らせるランプ
光でスタートのタイミングを知らせるランプ

「位置について」が赤、「用意」が黄、「スタート」が白と色が変わるようになっており、スタートの音が聞こえない選手は、ランプが白に変わったのを見てスタートします。


佳子さまは、デモンストレーションとして、選手がスタートするシーンも間近でご覧になり、音が聞こえない選手たちをサポートするシステムと競技の迫力に驚かれたご様子でした。

3年ぶりに樹立した日本タイ記録に手話で拍手

佳子さまは、引き続き、観客席で短距離走などを観戦されました。

佐々木琢磨選手
佐々木琢磨選手

この日、観客席を大いに沸かせたのが、5月にブラジルで開催された「第24回 夏季デフリンピック」の陸上男子100mで、日本選手初の金メダルを獲得した佐々木琢磨選手(仙台大学TC)。

男子100m決勝 50m地点で先頭に出た佐々木選手
男子100m決勝 50m地点で先頭に出た佐々木選手

佐々木選手は同種目の決勝で、自身が持つ日本記録と同じ10秒62を出し、優勝。

大会新記録にもなったこの記録は、令和元(2019)年9月に仙台市での競技会で樹立して以来となります。

佳子さまは、両手を上げてひらひらとさせる手話の拍手を送り、健闘をたたえられました。

デフリンピックのメダリストにエール

競技終了後、佐々木選手を含めた、デフリンピック・ブラジル大会のメダリスト3選手と手話で懇談された佳子さま。


佳子さま:
1位おめでとうございます。素晴らしい記録でしたね。

佐々木琢磨選手:
自己ベストと同じタイムを出しました。
 

佐々木選手がデフリンピックの金メダルを見せると、「おめでとうございます」と手話で拍手を送り、同世代の佐々木選手に「応援してくださった皆さんもうれしいですよね」「練習はどのようにしているんですか」などと質問されていました。


佳子さまは、男子ハンマー投げ金メダリストの石田考正選手、女子棒高跳び銅メダリストの末吉凪選手ともご懇談。練習方法や試合前の心構え、緊張をほぐす方法などについて聞かれていました。

ハンマー投げ金メダリストの石田考正選手
ハンマー投げ金メダリストの石田考正選手

現在 高校3年生の棒高跳び銅メダリスト末吉凪選手
現在 高校3年生の棒高跳び銅メダリスト末吉凪選手

次回の夏季デフリンピックは、3年後の令和7(2025)年に東京で開催することが決定しています。

(「皇室ご一家」11月6日放送)

(FNNプライムオンライン11月8日掲載。元記事はこちら

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