コミュニティーでひらめきを協業 新たなモノが生まれるラボ空間とは

経済・ビジネス


丸の内にある、企業の枠を超えた協業スペースに迫った。

オフィスの中は、ほとんどの場所がアイデア試作のための“実験施設”に...。

企業の枠を越え、新たな製品やサービスが生まれる“ビジネスイノベーションスペース”とは。

東京・大手町にある、三菱地所が所有する「Inspired.Lab」。
ワンフロアに、スタートアップから大企業まで35社が入居している。

取材したこの日、共有スペースのラウンジで行われていたのは、テナントの1つ「竹中工務店」が開発中の、五感を刺激し、健康増進を図るシステムの実証実験。

竹中工務店 技術研究所 未来・先端研究部・番場正敬主席研究員「(仕事と仕事の合間など)隙間時間でちょっと動いてもらって、楽になってもらう」

実証実験の参加女性「この動きめっちゃいい。ほぐれます。この動きは足りない」

実験に参加していた女性は、ラボ内にあるカフェのスタッフ。

その後も、入居する別の企業のスタッフが続々と参加していた。

竹中工務店 技術研究所 未来・先端研究部・番場主席研究員「ちょっと(実験を)やりたいなというと、すぐ皆さん協力してくれて。ここは比較的若い人たちも多い、考え方も年齢もすごく幅が広がり、実験をするとなると、すごくありがたい場所」

“ラボ”と名付けられたように、施設は、ワークスペースのすぐそばに3Dプリンターなどが備わった工房が。

そして、フロアの中心に位置するカフェでは...。

リージョナルフィッシュ 経営企画部・鳥羽裕介マネジャー「われわれが品種改良した22世紀鯛というマダイ、こちらのカフェでランチメニューとして提供いただいた」

入居5カ月のスタートアップが研究を重ねるゲノム編集技術を活用して開発された魚を、調理方法からメニューまで、共に考えて提供。

リージョナルフィッシュ 経営企画部・鳥羽マネジャー「すごく早いスパンで実証実験をさせていただける。すぐにフィードバックをいただけるテナントさんがいらっしゃる。入居者一丸で入居者を応援しようとするところが強い」

製品やサービスのアイデアをスピード感を持ってカタチにし、ほかの入居者から意見をもらい、開発につなげられる場所。

入居する「レシカ」 クリス・ダイ社長「仕事の場所って仕事だけじゃないと思って、情報収集・ひらめきをいただいたりする場所」

入居者同士のコミュニティー作りを重視し、企業のコラボレーションも起こるなど、新しいものが生まれ続ける架け橋となっている。

三菱地所 xTECH運営部・平口慶幸ユニットリーダー「都市のリビングラボ、アーバンラボとして、丸の内を皆さんにお使いいただく。インタラクションが活発になるようなことが街全体で起こるよう、小さなところからトライし、より大きなインパクトを与えられるようになっていければと」

(FNNプライムオンライン11月9日掲載。元記事はこちら

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