天皇陛下「前立腺の肥大」確認 念のため月内に組織検査へ 宮内庁発表「大変お元気そう」

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宮内庁は、天皇陛下が受けられたMRI検査で、「前立腺の肥大が確認された」と発表した。

念のため、組織を採取する検査を受けられるという。

天皇陛下は9日、皇居で行われた親授式にご出席。
秋の叙勲で大綬章を受章した16人、1人ひとりに自ら勲章を手渡された。

6日の日曜日に、前立腺に疾患がないかを調べるため、MRI検査を受けられた陛下。

その検査結果について、宮内庁は10日、「前立腺の肥大が認められる」と発表した。

特に懸念される所見はなく、念のため、11月中に組織検査を受けられるという。

宮内庁の西村長官は、10日の定例会見で、「今後については、組織検査の結果次第」としたうえで、「きょうも(陛下に)お目にかかりましたが、大変お元気そうでした。健やかに過ごしていただけるよう、今後とも、健康状態に細心の注意を払ってまいりたい」と述べた。

陛下は、これまでの血液検査で、前立腺に「やや懸念される傾向」が見られ、6日に、東大病院でMRI検査を受けられた。

その2日後には、老人クラブ連合会の記念大会に皇后さまと出席し、「皆さんが健康に十分留意されながら活躍されることを願い、大会に寄せる言葉といたします」と、参加者を気遣われた。

連日、公務が続く中で明らかになった、前立腺の肥大。

どのような状態なのか、泌尿器科の専門医に聞いた。

くぼたクリニック松戸五香・窪田徹矢院長「ぼうこうの下にあるのが前立腺という臓器ですが、尿道が狭くなることによって、おしっこが出なくなったり近くなったりするのが、前立腺肥大という状態です」

父の上皇さまも、在位中だった2002年、血液検査で「やや問題がある数値」が見られたため、前立腺の組織検査を受けられた。

その結果、がん細胞が見つかり、前立腺の摘出手術を受けられた。
この時、上皇さまは、69歳だった。

現在、62歳の陛下。
医師によると、高齢男性の前立腺肥大は、それほど珍しいことではないという。

くぼたクリニック松戸五香・窪田院長「だいたい60歳以上の50%は、前立腺肥大になります。上皇さまが、(前立腺)がんであったということで、念を入れて、生体(組織)検査をするという考え方はある」

宮内庁によると、陛下の公務日程に変更はなく、今週末は、皇后さまとともに、兵庫県を訪問される予定。

(FNNプライムオンライン11月10日掲載。元記事はこちら

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