日没早まるこの時期… 止めて!“ながら歩き” 「とにかく明るい場所を」【北海道発】

地域 暮らし

日暮れが早くなってきたこの季節、心配なのが帰宅の際などに巻き込まれる恐れのある犯罪だ。危険を察知するために必要な行動やいざという時の護身術など、すぐにできる防犯対策をご紹介する。

地域で防犯に取り組む

この時期には午後5時前後に、すっかり辺りが暗くなる北海道釧路市で行われた「全国地域安全運動」の出動式。警察や防犯団体などが集まり、犯罪防止に地域一丸となって取り組むことを誓った。


釧路警察署 藤原 陸実 署長:
女性を対象とした性犯罪などが非常に厳しい情勢です。これまで同様、犯罪に対する予防と検挙に注力していきたい

性犯罪に“遭わない”ためには…

日暮れが早くなるこの季節。帰宅時間にはもう真っ暗のことも多い。そんなときに気を付けたいのが女性が被害に遭うことが多い性犯罪だ。


痴漢のほかつきまといなどの性犯罪の前兆となる事案は、午後4時ごろから午後10時ごろまでに発生していることが多いとされる。


夜道を歩く際、どのような点に気を付ければいいのか…
教えてくれたのは、釧路警察署で女性や子どもの防犯対策を担当する佐藤和奏巡査だ。


釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:
このように街灯がなかったり、近くに住宅街もないので、何かあったときにすぐに助けを呼べなくて危険かなと思います

 

 

不審者は人通りの少ない道に潜んでいることも多いため、遠回りしても明るい道を選んだり、周囲をよく確認したりすることが重要だという。

“危険”に気付けない「ながら歩き」

さらに、やってしまいがちなこの行為には要注意。


釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:
イヤホンをつけて歩いたり、スマホを見ながら歩いたりする「ながら歩き」をすると、周囲の危険な音や人に気づくことができないので、ながら歩きはしない方がいいです


では、実際に危険を察知した場合はどうすればいいのだろうか。

釧路警察署 生活安全課 佐藤 和奏 巡査:
不安を感じる場合は積極的に110番していただいて、「今こういう状況ある」ということを警察に通報していただきたいなと思います大人も後ろから抱きつかれた場合、体が固まってしまって、大きい声出せないので防犯ブザーもぜひ持っていただきたいなと思います


いざという時「とにかく隙を作って逃げる」

危険から自分の身を守る取り組みも始まっている。


釧路柔道連盟では女性向けの護身術教室を2022年から開催し、好評を博している。この日は16人が集まり、いざというときに逃げる技を学んだ。


参加者(30代):
思ったより少ない力で相手から逃げたりとか、危険を回避することができるんだなというところが驚きました


参加者(中学生):
もしそういう犯罪にあったときに、自分でどう対処できるか考えていきたいと思います

記者も護身術を体験。基本的な技の一つを教えてもらった。

不審者に後ろから襲われた場合…。


釧路柔道連盟 伊藤 寿章 会長:
右の足で相手の甲を踏みつけます。ドンっと。足を踏みつけたうえで、両肘を開いてスペースを作り、抜け出す方法です。上手です


田中 うた乃 記者:
覚えればできますね


釧路柔道連盟 伊藤 寿章 会長:
練習していると、何かの拍子に出るかもしれません。こういうこともあると思い出してもらえると生活の中で役立つと思います

 

 

危険な目に遭う機会を作らない…いざというときに逃げられるように。
いまいちど、防犯対策を確認してみてはいかがだろうか。


北海道警は防犯対策のために「ほくとポリス」というアプリの運用を開始。
近くであった犯罪を確認したり、いざという時の防犯ブザー、「ちかんです」と音が鳴る機能もあるということだ。ぜひ、活用してほしい。

(uhb北海道文化放送)

(FNNプライムオンライン11月12日掲載。元記事はこちら

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