すべての人に星空を。病気や障害のある子どもたちにプラネタリウムを届ける「星つむぎの村」の思い

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夜に空を見上げれば、星を見ることができる。しかし、それが叶わない人たちもいる。

一般社団法人星つむぎの村の代表理事・高橋真理子さんは、「もっといろいろな人にプラネタリウムを見てもらいたい」と語る。


「星空ってどんな人の上にも輝いているのですが、外出がすごく難しい、病気や障害と共に生きている人たちもたくさんいるわけです。本物の星が見られない人たちにこそ、プラネタリウムは意味がある」

山梨県立科学館のプラネタリウムに勤めていた高橋さんは、2013年長期入院中の子どもたちや難病の人たちにプラネタリウムを届ける活動を始めた。

どんな人の命も、宇宙とつながっている


出張は全国どこでも。

病院や公民館に行って天井に星空を投影したり、直径7メートルほどの移動型ドームを組み立てて、自作のプログラムを映写する。

ドーム型のプラネタリウム
ドーム型のプラネタリウム

日常的に介護や医療が必要で、なかなか星空を見上げることができない子どもたち。初めてプラネタリウムを見た子どもたちは「もう一回みたい」と目を輝かせた。

自宅や病院にプロジェクターを送り、遠隔操作でライブ配信もしている。高橋さんはこれまでに全国1260カ所、16万人に星空を届けた。


私たちはみな、宇宙の中の輝く命。

高橋さんは「お互いにフラットな状態。どんな人の命も、みんな宇宙とつながっていて、そこに重い軽いはない。“みんな大事な命”というその視点に立って、一人一人のウェルビーイングを実現したいと思っています」と語った。

 

SDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。

(FNNプライムオンライン11月12日掲載。元記事はこちら

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