見た目もかわいい「おにぎりパン」が看板商品 ブランド米の産地で“米粉パン専門店”開店のワケ【愛知発】

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愛知県一宮市に、看板商品が「おにぎりパン」という人気のパンの店がある。お米特有のもちもち食感、見た目もおにぎりそっくりで、売り切れ続出だ。

腹持ち良くて食べ応えも…モチモチ食感で人気の「おこめのパン屋さん」


愛知県一宮市。国道155号線沿いにある「JA愛知西 産直広場」に、米粉パンの専門店「おこめのパン屋さん」がある。


店頭には、米粉を使った約30種類の焼きたてのパンが並ぶ。


特徴は、米粉ならではのモチモチ食感。


店の看板商品は「おにぎりパン」。ふわふわの白い生地に海苔が巻いてあり、見た目もおにぎりそっくりだ。


女性客A:
かわいいからすごく気になります

米粉を使った人気のアイデアパン。パン作りは毎朝午前6時30分から始まる。担当するのは、店長の大橋ゆかりさんと…。


製造チーフの小林遥(はるか)さんの2人。


パンの材料を見せてもらった

小林遥さん:
お米を挽いて粉にして、それを使っています。小麦と違って腹持ちがすごくいいです。食べ応えがあるパン

使っているのは地元産のブランド米「あいちのかおり」。精米したてのお米を、店頭で米粉に加工して使っている。


小麦粉に比べ粘りが強い米粉は、しっかりこね一晩寝かせることでモッチリ感が出て、食べ応えのあるパンになるという。


パンが焼き上がると、香ばしい香りが店内に漂ってくる。約30種類、1日に500個を焼いている。一番人気の「食パン」は1斤398円。


他にも、優しいバターの味わい「塩バターパン」(130円)に…。


粒あんがたっぷり入った「あんぱん」(150円)。


香ばしい食感の「くるみパン」(130円)などが揃う。


どれも、米粉の特徴を生かしたふんわりもちもちの食感で、ほのかな甘みが特徴だ。

低い温度で長めに焼く…おにぎりらしい白さにこだわった「おにぎりパン」

看板商品の「おにぎりパン」は、米粉を使ったパンの特色を生かした商品作ろうと、考案されたという。

米粉の生地の上に、明太子とポテトで作った具をのせ…。


三角形になるように包み…。


1時間ほど発酵させたら、焼く直前に海苔を巻く。


小林遥さん:
焼いたときにパリッとするので、焼く直前に付けることできれいな見た目になります

焼き方にもこだわりがある。


小林遥さん:
普通のパンと同じような焼き温度とか時間だと茶色くなってしまうので、おにぎりパンはおにぎりらしく、ちょっと低い温度で長く焼いて、白いパンの生地でやっています

150度のオーブンで15分。


白くふっくらとした生地、海苔もパリッと仕上がった。


「おにぎりパン」は1つ150円だ。


明太子のピリッとした辛さが絶妙な明太ポテトと…。


コクのあるツナマヨの2種類がある。


午前9時の開店前には焼きたてのパンが並び、開店と同時に大勢の人が訪れる。


女性客B:
お米でできているから、普通の小麦のパンよりもいいかなと思いまして。もっちりとしておいしいかなと思います

看板商品の「おにぎりパン」が次々と売れていく。

女性客C:
かわいいからすごく気になりました。おいしそうだなと

女性客D:
明太子が好きなもんだから、いいかなと思って。早く食べてみたいと思います

女性客E:
かわいいじゃん。私は明太ポテトがいい

この日用意した24個は、約3時間で完売した。

新メニューを次々開発…思いは「地元食材の魅力知ってほしい」


普段、なかなか出会うことのない「米粉パン」。なぜお米を使ってパンを作ることにしたのか?

店長の大橋ゆかりさん:
このあたり(一宮周辺)は米どころで「あいちのかおり」が盛んに生産されているので、それをもっと皆さんに知っていただきたいということで。パンだったら小さい子供から年配の方まで手軽に食べられるものなので、それでパンはどうだろうと

一宮市周辺は県内でも有数のお米の産地。濃尾平野の肥沃な土地と豊かな水源に恵まれ、良質な米が育つという。愛知生まれのブランド米「あいちのかおり」の収穫量は、県内トップクラスだ。


「あいちのかおり」は粒が大きくしっかりとした食感で、芳醇な香りが特徴。


そのお米をもっと知ってもらいたいと、JAが手掛ける産直広場内に米粉パンの専門店を開いた。


製造チーフの小林さんは、もともと休日にはパンの店を巡るほどのパン好きで、事務職からパン作りの責任者に抜擢された。1年間パン作りを学び、様々なメニューを開発してきた。

小林遥さん:
他のパン屋さんではあまりない、米粉を使ったパンの特色を生かした看板商品を作りたくて、おにぎりパンを考えました


何度も試作を繰り返し、2021年の冬、「おにぎりパン」が誕生。売上も好調だという。

女性客G:
愛知のお米はおいしいので、ぜひもっといろいろ開発していただいて。新製品が出るとうれしいので

小林さんはお米以外にも、地元産の食材の魅力を知ってもらいたいと考えている。

市内にある「浮野養鶏(うきのようけい)」の濃厚な卵を使ったパンも作った。ゆで卵を細かく刻んで乗せ焼き上げた「たまごパン」(130円)は、もっちりした生地にコクのある濃厚な卵が食べ応え抜群だ。


市内のイチジク農園のジャムを使った「くるみパン(いちじく&クリームチーズ)」(220円)も考案。


小林遥さん:
米粉を通じていろんな方に食べていただけるようになったので、お米以外にも農家さんの新鮮な野菜があるので、そちらを使った商品をもっと増やしていきたいなと思っています

(東海テレビ)

(FNNプライムオンライン11月15日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

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