総務相 寺田氏の後任に松本氏 “辞任ドミノ”野党攻勢強める

政治・外交


「政治とカネ」の問題が相次ぎ明らかになり、更迭された寺田前総務相の後任に、松本剛明氏が就任した。

一方、止まらない“辞任ドミノ”に、野党は攻勢を強めている。

松本新総務相「国政に送っていただいている者としては、働くことが何よりもの使命だと思ってきたので、(国民の)負託に応えられるようにしていきたい」

岸田首相は、「政治とカネ」の問題が相次いで発覚した寺田氏を20日に更迭し、後任として、民主党政権時代に外務大臣を務め、現在は自民党・麻生派に所属する松本剛明氏を起用した。

岸田首相は、「国民のみなさんに対して、政治の信頼を示せるような職責の果たし方をお願いしたい」と述べたうえで、松本総務相について「マイナンバーカードの普及やデジタルインフラの整備など、重要な課題に取り組んでもらいたい」と期待感を示した。

立憲民主党・安住国対委員長「総理のご決断は、わたしは遅きに失したと思っている。総理が外遊に行かれる前に、葉梨大臣を更迭したときに同時に本来、寺田総務大臣を辞職させるべきではなかったか」

一方、寺田氏の辞任を受け、与野党6党の国会対策委員長らの会談が開かれ、自民党の高木委員長が各党に対し、陳謝した。

国会では、21日に補正予算案が衆参両院で審議入りする予定だったが、総務大臣交代の影響により、衆議院本会議の開会が2時間近く遅れたうえ、参議院での審議入りは22日に先送りとなった。

野党側は今後、「政治とカネ」の問題を抱える、秋葉復興相を追及していく構え。

今回の更迭をめぐっては、与党内からも岸田首相の判断を疑問視する声が出ていて、終盤国会に向けて政権運営は、混迷を増すことになりそう。

(FNNプライムオンライン11月21日掲載。元記事はこちら

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