森友文書改ざん 妻の訴え棄却 佐川氏個人の責任問われず 「財務相は終わってる」

社会


大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、25日、注目の判決が言い渡された。

改ざんを強要され、4年前に自殺した赤木俊夫さんの妻・雅子さん。
判決への憤りを口にした。

夫を亡くした赤木雅子さん「こんなにバッサリきられると、残念でならないです。財務省という組織は終わっていると思います」

赤木俊夫さんは、近畿財務局の職員だった4年前、森友学園への土地売却をめぐる公文書から、安倍元首相の妻・昭恵夫人の名前などを削除。

この公文書改ざんが明らかになった直後、赤木さんは自ら命を絶った。

その改ざんを指示したとされるのが、当時、財務相の理財局長だった佐川宣寿氏。

財務省・佐川理財局長(当時)「記録はございません!」
佐川前国税庁官(当時)「理財局の中だけで行った話ということでございます」

妻の雅子さんは、真実を知りたいと、国と佐川氏に対して損害賠償を求める裁判を起こした。

しかし、当初は争う姿勢だった国が突然、賠償責任を認めたため、国との争いは真相解明が進まないまま、一方的に打ち切られた。

これによって残されたのが、佐川氏個人の責任を問う裁判。

25日午後2時に開かれた判決公判。

大阪地裁は、「公務員個人は賠償の責任を負わない」として、雅子さんの訴えを退ける判決を言い渡した。

夫を亡くした赤木雅子さん「夫は守ってもらえなかった。だけど佐川さんは、法律で守ってもらえるんだ。なんか理不尽だなと感じました。亡くなった夫を尊敬しているし、大好きです...」

(FNNプライムオンライン11月25日掲載。元記事はこちら

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