ヘンリー王子「父と兄取り戻したい」 “暴露本”出版前に心境語る
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2020年にイギリス王室を離脱したヘンリー王子が、欧米メディアのインタビューに応じ、王室を批判。
そのうえで、「父や兄を取り戻したい」などと話した。
ヘンリー王子「内密にことを進めようとすると、わたしや妻に関する不利な情報がリークされたりしました。ロイヤルファミリーのモットーは、『不平は言わない』、『説明しない』ですが、それは単なるモットーにすぎない」
ヘンリー王子は、王室が記者に情報を漏らし、それをもとに記事が書かれていると主張。
それらの記事が王室によるコメントになっていると話した。
ヘンリー王子「この6年間、『あなたを守るために声明を出すことはできません』と言われていたのに、(王室は)ほかの家族のためには出す。(わたしたちへの)沈黙は裏切りということだ」
1月10日に発表される回顧録は、チャールズ国王やウィリアム皇太子に触れる暴露本になるとみられている。
暴露の対象となるチャールズ国王は、2022年12月、初めてのクリスマススピーチを行った。
チャールズ国王「わたしは今、ウィンザー城のセントジョージ礼拝堂に立っています。愛する母、亡き女王が、愛する父とともに眠るすぐそばです」
スピーチでは、亡き母・エリザベス女王に追悼の意を表した。
チャールズ国王「クリスマスは愛する人を亡くした人にとっては、特に心が痛むときです。わたしたちは季節の節目節目にその人がいないことを痛感し、大切な伝統行事を迎えるたびにその人を思い出します」
2023年5月に予定されるチャールズ国王の戴冠式に、王室批判を強めるヘンリー王子夫妻の出席が認められるのかどうか、人々の関心が高まっている。
(FNNプライムオンライン1月4日掲載。元記事はこちら)
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