韓国情報機関 北朝鮮の李容浩元外相が「粛正」
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韓国の情報機関は、北朝鮮の元外相でアメリカとの交渉を担ってきた李容浩(リ・ヨンホ)氏について、「粛清された」との認識を示した。
「国家情報院」は4日、韓国の国会の委員会で報告し、出席した国会議員によると、李元外相が処刑されたと日本で報じられていることを受け、国家情報院は「粛清されたと確認した。ただし処刑されたかはわからない」と説明した。
粛清の理由に関する言及はなかったという。
李氏は、アメリカ通の外交官としてトランプ前政権との米朝交渉にも関わっていたが、交渉決裂後、2020年に外相を解任されたことが明らかになっていた。
一方、国家情報院は2022年12月、北朝鮮の無人機が韓国の領空を飛行した問題について「大統領府を撮影した可能性も排除できない」として懸念を表明した。
そのうえで、北朝鮮が保有している無人機はおよそ500機にのぼり、偵察機だけでなく自爆型などの攻撃機も含まれるとも指摘した。
(FNNプライムオンライン1月5日掲載。元記事はこちら)
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