岸田首相「原子力も一つのエネルギー。正面から考えていく」

政治・外交


日本のエネルギー政策を巡り、岸田首相は8日、「原子力も一つのエネルギーとして正面から考えていく」と述べた。

岸田首相は、8日に出演したテレビ番組で、ロシアにエネルギー供給を依存していた欧州諸国がウクライナ侵攻以降に影響を受けたことに言及し、「日本も中東依存が高いと言われている。他人事ではない」と指摘した。

その上で、「エネルギーの安定供給と脱炭素をどのように両立させるかが、未来の画を描くためのポイントになる」と述べた。

そして、「日本の自然条件等を考えると、あらゆるエネルギーを用意しなければいけない」として、「原子力も一つのエネルギーとして正面から考えていくことについて、国民に説明をしていかなければならない」と強調した。

また、放射性廃棄物の処理や使用済燃料の再処理といった「バックエンド」の問題については、「国が責任を持って取り組みを進めなければならない」としつつ、議論に時間がかかる問題だとして、原子力の活用と「並行して議論していく」考えを示した。

一方、岸田首相は、再生可能エネルギーの支援やネットワーク整備を進める姿勢も強調。「日本においても、再生可能エネルギーを拡大していくことが中心だ」と語った。

(FNNプライムオンライン1月8日掲載。元記事はこちら

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