G7議長として欧米歴訪へ 「国際秩序守り抜く」岸田首相
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岸田首相は、G7(主要7カ国)首脳会議の議長として欧米の5つのメンバー国を訪問するため、9日未明、羽田空港を出発した。
5月のG7広島サミットで成果をあげられるかが、2023年最大の焦点となる岸田首相は、今回の歴訪で議論をリードし存在感を高められるのか、今後の政権運営も左右する試金石となるとみられる。
フランスを皮切りに、1週間で5カ国を訪れる岸田首相は、一連の首脳会談で、ウクライナ侵攻をめぐるロシアへの制裁を継続する方針を確認するほか、台湾への圧力を強める中国について、一方的な現状変更を許さないとの認識を共有する考え。
岸田首相「法の支配、あるいはルールに基づく国際秩序を守り抜くという基本姿勢を確認することが重要であると」
本格的な会談が初めてとなるイタリア、イギリスでは信頼関係を構築し、2国間の安全保障協力を進める方針。
13日には、アメリカのバイデン大統領と会談し、防衛力の強化に向けて安保関連の3つの文書を改定し防衛費増額を決めたことを説明し、日米同盟の強化を内外にアピールしたい狙い。
(FNNプライムオンライン1月9日掲載。元記事はこちら)
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