18歳で成人となり初めての成人の日 消える「ハタチの成人式」
Newsfrom Japan
社会- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
18歳で成人となって初めての「成人の日」。
各地で、二十歳の成人式が姿を消した。
神奈川・厚木市の式典会場。
晴れ着姿で集まったのは新成人の18歳ではなく、二十歳の若者たち。
厚木市の式典参加者「20歳で(式典に)出た方が、ちょうど数字の区切りもいいし、いいんじゃないかな」
成人年齢が18歳に引き下げられて、初めての成人の日。
全国ほとんどの自治体で、二十歳を対象とした式典が行われた。
千葉・浦安市の式典参加者「18歳だとまだ中学を卒業して、そんなに時間がたっていないので、20歳の方がみんなと懐かしい思い出とか話したりできる」
法務省のアンケートによると、ほとんどの自治体が対象年齢を18歳に引き下げなかった主な理由を、「18歳にすると受験と重なり、出席者が減少するから」と答えている。
こうした中、三重・伊賀市では2024年から18歳を対象に成人式を行うことを決めていて、最後の「二十歳の成人式」が8日の日曜日に行われた。
伊賀市・岡本栄市長「世界的には(成人年齢)18歳が、ほぼほぼ主流で、世界標準。どうしてほかの市町村は法律が変わったのにそうしないのか、僕にとっては不思議」
伊賀市では、移行措置として2023年3月に19歳、5月に18歳の成人式を実施。
2024年以降、受験や就職シーズンの1月を避ける形で、5月のゴールデンウィークに18歳の成人式を開催するとしている。
(FNNプライムオンライン1月10日掲載。元記事はこちら)
[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]