絶景ポイントで地図の精度向上作業 南極観測隊
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南極観測隊はこんな活動もする。
真っ白な大地を進む観測隊。
昭和基地から、およそ120km離れた南極大陸の絶景ポイント、ベストホブデと呼ばれる場所。
この場所で国土地理院の隊員が行っていたのが、南極で使用する地図の精度を上げるため、岩肌に測量の基準点を設置する作業。
ドリルで開けた穴にねじを打ち込み、ここに基準点の標識、金属標を埋め込む。
最後に、航空写真などで基準点の位置を判別できるように、周辺を白いペンキで目立たせれば作業完了。
この基準点は今後数十年にわたり南極に残り、地図の作成に活用されるということだが、雪に埋もれて見つからなくなった場合は、基準点を再び設置する必要があり、地道な作業の積み重ねが求められる。
国土地理院の隊員「(完成してどんな気持ちですか?)ぐっとくるものがありますね。これが何十年も残るのかなと思うと...。このあとの後輩たちにもここに来て測ってほしい」
(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら)
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