「鳴らしたい!」ゼロコロナ明けた中国で“春節の風物詩”に復活希望の声…本物そっくり?「電子爆竹」も登場 一方でビザ停止の余波さらに拡大

国際・海外

旧正月・春節を目前に控えた中国で、ある風物詩をどうするか、一部で声が挙がっている。

注目されているのは、春節のお祝いに爆竹を鳴らすべきかどうかと言うもの。


かつて、中国の春節につきものだった爆竹。
春節前には爆竹を買い求める長蛇の列もできていたが、数年前からそうした売り場は閉鎖している。

爆竹を買い求める長蛇の列(2021年)
爆竹を買い求める長蛇の列(2021年)

爆竹の使用はPM2.5など、大気汚染の原因の一つとも指摘され、近年は使用禁止となる地域が相次いでいた。

しかし、行動が制限されていたゼロコロナ政策が明けた春節で「爆竹を鳴らしたい」という声が高まっているのだという。


実際に、最近のSNSには爆竹を鳴らす動画がいくつもアップされている。


中国SNSより:
鳴らしたい。じゃないと春節っぽくないよ。


そんな中、高まる解禁論に配慮してか、中国ではいま“電子爆竹”と呼ばれるものがネット上で販売されている。


“電子爆竹”は火花に見立てたあかりが灯り、さらに爆発する時の音が流れるというもの。


最近では、火花にそっくりな泡が飛び出るものなど、進化した電子爆竹も登場しているが、今も本物の爆竹が購入できる場所も存在するという。


中国メディアによると、この春節期間中、いくつかの地域で爆竹の使用が許可されたというが、一方で「騒音・空気汚染・火事のリスクと、何も良いところがない」など、解禁反対の声も根強く残っている。

「ビザ停止」の余波はさらに拡大…

そうした中、WHOから複数回に渡って正確に公表するよう求められていた感染者数のデータについて、中国側は今月9日分から「感染症の危険度のレベルが下がったため」として毎日の公表を中止している。


また、ビザ発給停止問題に関しては、中国在住の日本人にも余波が及んでいる。

山東省の地方都市でカレーが評判の料理店を経営している赤石章太郎さんは、コロナ禍で地方での経営は限界と判断。

今月いっぱいで店を畳み、上海で働くためのビザを新たに取得しようと、中国にある日本領事館や入国管理局などに何度も電話をかけていたが…


赤石章太郎さん:
(電話が)切られましたね…


日本からの入国ビザが一時停止になったあおりからか、現地の就労ビザを取れるかわからないという。
その後、電話がつながった領事館からの答えは…


赤石章太郎さん:
「多分大丈夫だと思うんですけども…」みたいな感じの(答え)。(中国では)昨日OKだったのが今日「ノー」という場合もあるので…


赤石さんがコロナに翻弄される日々はしばらく続きそうだ。

(「イット!」1月13日放送分より)

(FNNプライムオンライン1月13日掲載。元記事はこちら

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