【独自】海外渡航歴患者を指定病院に 中国・上海 「XBB.1.5」拡大か
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中国の衛生当局が、上海市の病院に対して、7日以内に海外に渡航したことがある新型コロナ患者を指定された病院に送るよう通達したことが、FNNの取材でわかった。
中国では2022年12月以降、ゼロコロナ政策の大幅な緩和によって、患者はどの病院でも治療を受けられるようになった。
しかし、上海市の病院に勤める日本人医師によると13日夜、衛生当局から7日以内に海外渡航歴がある患者は、特定の発熱指定病院に送るよう通達があったという。
医師は、アメリカで急速に広がっているオミクロン株の「XBB.1.5」が、すでに中国でも広がっている可能性を指摘している。
上海市の病院に勤務 友成暁子医師「『XBB.1.5』を持っている海外からの帰国者をできるだけ囲い込んで、1つや2つの病院で診るようにしているのが推測されます」
中国側は、「XBB」の感染はこれまで16件で、死亡した例はないなどとしているが、今後、感染が広がれば、中国に入国する際の水際対策に影響を与える可能性もある。
(FNNプライムオンライン1月15日掲載。元記事はこちら)
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