高円宮さまの突然死がAED普及のきっかけに 「その1分が致命的な1分かも」久子さまの願いは

社会 皇室

高円宮妃久子さまは、去年12月13日、東京・千代田区で開催された「AED推進フォーラム2022」に出席されました。

夫・高円宮さまの突然死がAEDの普及のきっかけに

突然心臓がけいれんし、心停止状態になった人の救命に使う医療機器「AED(自動体外式除細動器)」。このAEDが日本で普及する大きなきっかけとなったのが、平成14(2002)年11月、高円宮さまが、スカッシュの練習中に心不全で倒れ、亡くなられたことでした。

平成14(2002)年6月 日韓W杯サッカー開会式ご出席に際しての会見(韓国・ソウル)
平成14(2002)年6月 日韓W杯サッカー開会式ご出席に際しての会見(韓国・ソウル)

1分1秒を無駄にしないために

平成29(2017)年4月に「日本AED財団」の名誉総裁に就任された久子さま。
AEDを使った救命活動は、1分遅れるごとに10%ずつ救命率が低下すると言われているため、まずは行動することが重要であると指摘されました。


《久子さまのおことばより》
その1分が致命的な1分かもしれませんので、どうにか医者でなくても、すぐに動くというところを徹底していかなくてはならないと思いますし、体が考える前に動くぐらいになっていなくてはいけないのではないかと思います。

そもそも、何回シミュレーションをしても実際に救命の経験がある人というのは、本当に少なく、ある意味、皆が初心者です。初心者が人様の命を左右するというそのプレッシャーは相当高いものであり、どうしたらそのプレッシャーに負けずに手を貸すことができるかというところを、後押しをするのが、AED財団の役目だと感じます。

AED救命体験のパネルディスカッションもご覧に

AEDで命を取り留めた経験を持つ父親が、のちに家族で協力し、実際にAEDを使って救命を行ったという体験談や、AED大使の元マラソン選手・有森裕子さんらによる救命体験についてのパネルディスカッションなどに耳を傾けられた久子さま。

AED推進フォーラム2022
AED推進フォーラム2022

AED大使・有森裕子さん
AED大使・有森裕子さん

高円宮さまが亡くなられて20年、今後、AED、そしてAEDを使える人が増え、1人でも多くの命が救われることを願っていらっしゃいました。

(「皇室ご一家」1月15日放送)

(FNNプライムオンライン1月17日掲載。元記事はこちら

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