新社名「レゾナック」 半導体・モビリティーに注力 総合化学「昭和電工」が社名変え
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次世代通信規格6Gの実現や、EV(電気自動車)の省エネ性能を高める「パワー半導体」の開発を開始する。
1908年(明治41年)創業の「昭和電工」は、これまでは石油化学などの事業を中心とした総合化学メーカーだが、その「昭和電工」が1月、「昭和」という名前を捨て、新会社「レゾナック」を発足した。
「レゾナック」は新たに複数の研究拠点を設立し、次世代通信規格6G向けの半導体や、EVの電力制御を行い省エネ性能を高める「パワー半導体」の開発を行う。
トヨタ自動車やソニーグループなど、国内大手8社が出資する「Rapidus」が、演算用の最先端ロジック半導体の国産化を目指している一方で、「レゾナック」は半導体のチップを基板と接続する「後工程」で使う素材において、世界シェア1位を誇っている。
レゾナック・高橋秀仁社長「世界トップの半導体関連材料メーカーとして、今後も後工程の技術革新をリードしていく」
レゾナックは半導体素材の研究・開発を通じ、「グローバル社会の持続可能な発展に貢献する」としている。
(FNNプライムオンライン1月17日掲載。元記事はこちら)
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