【速報】日銀・黒田総裁「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」

経済・ビジネス


日銀の黒田総裁は、会見で「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」と述べた。

日銀は先月、長期金利の変動幅の上限を0.5%程度に引き上げ、事実上の利上げに踏み切ったが、きょうまでの会合で、長期金利の上限の引き上げは行わず、据え置くことを決定した。

黒田総裁は午後3時半から行われた会見で、大規模緩和を維持した理由について「我が国経済はコロナ禍からの回復途上にあり、経済物価情勢やウクライナ情勢、あるいは感染症の影響など、我が国経済をめぐる不確実性は極めて大きい状況にある。こうした経済物価情勢を踏まえると、現在は経済をしっかりと支え、企業が賃上げできる環境を整えるので重要であり、日本銀行としては金融緩和を継続し、賃金の上昇を伴う形での物価安定の目標の持続的安定的な実現を目指していく」と述べた。

また、「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」とした。

市場では、日銀が本格的な利上げへの動きを強めるのではとの観測から、連日、長期金利は日銀の上限の0.5%を超える場面があったが、今回の決定を受け、長期金利が一時0.360%まで急低下。

東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=131円台まで2円以上急落したほか、日経平均株価は、600円以上値上がりした。

(FNNプライムオンライン1月18日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース